穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

我が家の夏の風物詩

夏の風物詩といえば、ズバリ花火大会と言っても差し支えないと思うけど、何気に花火大会と穴ぼこ生活って深い関係だったりするんだよね。
というのも、その昔、多摩川の河川敷沿いに住んで(不法滞在じゃ無いッス!)いたことがあって、地元の花火大会になると、丁度家の目の前で花火を打ち上げるので、毎年、家の玄関を桟敷にして拝むことが出来たのです。
で、その度に両親や同僚なんかを家に呼んだりして、屋台のフランクフルトとビールを片手に大いに楽しませてもらいました。
ただ、その後しばらくして、不況のあおりで当の花火大会は無くなり、そこも引っ越してしまったので、今では、ちょいと懐かしい思い出となっちゃってます。
ちなみに、その家では、地元の花火大会だけでなく、調布、二子玉川、川崎の花火大会まで見通せる場所だったりもしたので、花火大会には妙に思い入れを抱くようになっちゃいました(笑)

そこで、独身男性諸氏に一言!

「花火大会の近所に住むべし」

必然的に、年1回のチャンスにかけることにはなるけれど、侮ること無かれ。
仮に公式で書くとするならば

花火大会 > 女性の警戒心 = 祈願成就!

となります。
これ、ホットドッグ大学の試験にも出てなかったと思うなぁ(笑)
是非、お試しあれ。

と、軽い前振りはこの辺にして本題。
その昔、秋田出身の知り合いから、噂だけは聞いて気になっていた花火大会がありました。
で、今から3〜4年前?にNHKでの生中継を偶然目にしたところ、テレビ画面を通してでさえ、その迫力と花火師の情熱が伝わってきて、一瞬で魅了されてしまいました。
まさに噂通り、いやそれ以上の花火大会で、それまでに味わったことの無い感動を覚え、以来、この花火大会の虜となって今に至ります。

その花火大会とは!?
毎年、8月末に全国の腕利きの花火師が一同に介して、日本一を競い合う日本最高の競技大会にして日本最大規模の花火大会。
その名も「大曲全国花火競技大会」です。

総勢30前後の業者が参加して開かれ、それぞれ一発勝負となる課題花火と自由花火の計2発と、3分弱の演目となる創造花火を披露して競い合います。
で、競技の合間には大会提供の豪華な花火ショーも披露されるなどして、テレビ中継だけでも優に3時間以上もかかる!
というか、それすら大会の一部に過ぎず、大曲の花火大会そのものは、昼の花火の部まである、一日がかりの花火大会なのです。

1発にかける花火師達の戦いを見るもしよし、趣向を凝らした提供花火を見るもよし、中でも、大会のフィナーレを飾る提供花火の10号玉の大連発は見逃せません。
初めて見たときは、マジで腰抜かした(笑)

んな訳で、今では、放送日になると、生中継が始まるまでにつまみを作り、部屋の照明を落とし、スピーカーを大音量に、そして、キンキンに冷えたビールを片手に、テレビの前に鎮座して待つというのが、我が家の恒例行事に(笑)
今年は、震災の影響で開催も危ぶまれたけど、むしろ、例年と違う厳かな雰囲気があって、いつもとは趣の異なる感動的な花火大会となってました。


こちらは中盤で披露された大会提供花火の動画
今見ても、胸にこみ上げて来るものが...

今から、来年の大会が待ち遠しい!
いつかは、大曲まで行って、直接この目に焼き付けたいものです。