予感

例えば、世の人々の運命的な出来事の平均体験回数って、どんなもんなのだろう？
そう思って穴ぼこ人生を振り返ってみると、何気に多いような気がするんだよね。
ただし、どうでもいいことばっかりだけど...（笑）

駅から家に向かう道中に、中古CDショップでお馴染みのディスクユニオンがあって、いつもその前を通って帰るのだけど、この日は何故だか、急に予感めいたものが閃いちゃって、思わず立ち寄ることに。

その予感のお目当ては、カルロス・クライバーの怪演と言われているベートーベン4番のCD。

ベートーヴェン:交響曲第4番

以前、同じディスクユニオンに在庫がしばらく置かれていた事があったんだけど、ついつい買いそびれてしまい、以来二度とお目にかかる機会を失ってしまった1枚なのです。
で、そうなると、なんだか妙に執着心が芽生えてしまうもの（笑）
それからというもの、血眼になって探しているものの、なかなか見つけられない日々が続き、最近では半ば諦めモードに突入する事態となっておりました。

そんなこんなで、
突然の予感光臨に従ってお店に入ると、
一目散にクラシックコーナーへと向かい、べトーベンのラックを端から凝視。

すると...？
あっ！
あった〜！
しかも以前より安くなってる！

やはりお告げは本当だった？（笑）
ということで、晴れて700円でお買い上げ〜。

そんな訳で見事、予感的中。
ちょっと鳥肌立ちそうです。

でもねぇ。
あんなに待ち焦がれ、運命の導かれるままに買ったCDだったのに、
その分余計に期待が高まってしまったのか、いざ聴いてみたら、
どうも中身は今一歩。
まぁ、そんなもんですな（笑）