穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

穴ぼこ亭

時々、知人や友人が我が家に遊びに来ると、なんちゃって小料理屋の体で、穴ぼこ料理を振舞い、勝手に自己満足に浸っているワタクシ(笑)
しかし、それは同時に、いつかは自分の店を開いて、女子大生のアルバイトを雇いたいという、儚いオヤジの夢に向かっての修練の場であったりもするのです。

そんな訳で、先週末に穴ぼこ嫁の友達が遊びに来るということで、穴ぼこ料理を味わえるお店「穴ぼこ亭」のオープンと相成りました。
ちなみに、この1ヶ月で2度目となる営業です(笑)

で、穴ぼこ亭のコンセプトはというと、スバリ!お酒もごはんも進むメニューを各種取り揃えていること(笑)
まさに、穴ぼこ生活で培った、ハイコストパフォーマンスかつ簡単料理のフルコースを堪能することができます。
でもって、この日は女性客だったので、和食系のヘルシーなメニューをご用意してみました。

...などと、気取ってはみたものの、現実はかなりハードなことに(汗)
なんせ、その前にとっちらかっている部屋を大急ぎで片付けなきゃならないし、
そんでもって、空っぽの冷蔵庫を埋めるべく買出しにも行かなきゃいけない訳で、
おまけに、前回、穴ぼこ亭を開いた時に、家中のお酒を飲み干してしまったらしく、我が家にお酒が無い!(汗)
って、まぁ、普段いかにずぼらな生活を送っているのかってだけの話なんだけどね(笑)
そんな中、呑気に美容室にお出かけする穴ぼこ嫁。
でもって、キレる余裕も無いままに、慌てて準備に取り掛かる穴ぼこ旦那(笑)
果たして、無事オープンする事は出来るのか?


やがて夕方になると、毛繕いを終えた穴ぼこ嫁が友人を連れてご帰宅。
一方、まだ仕込みの終わっていない旦那。
でもって、早速、冷蔵庫からビールを引っ張り出そうとする嫁と、それを「もうちょい待てい!」とキレ気味に制止する旦那(笑)
そんな訳で、予定より少々遅れての開店となりました(泣)

早速、まずはつまみ3点盛りから

左から、なす田楽と砂肝のモツ煮にきゅうりとベーコンの炒めサラダ。
なすはゴマ油で焼いてオリジナルの田楽味噌をかけ、
砂肝は、生姜とみりん醤油の出汁に、隠し味で味噌と梅肉を加えて煮詰めて作った物。
ちなみに、このモツ煮は、あのB-1グランプリを制したこともある、甲府(実は穴ぼこの田舎でもあります)のご当地グルメを簡単にアレンジした、穴ぼこオリジナルの一品で、最近の穴ぼこ亭ではもっぱら人気のメニューとなってます(笑)
で、炒めサラダは、オリーブオイルで炒めたベーコンにきゅうりを加え、塩ダレとオイスターソースをお好みで味付しながら、さっとひと炒め。最後にレモン汁を数滴かけて完成です。
って、ご覧の通り、安価な食材で簡単に作れるわりには、結構、美味しそうでしょ?(笑)

続いて二品目は、山芋のねばねばサラダ。

山芋にオクラ、えのき茸といったねばねば食材に、きゅうり、みょうが、ほぐした鶏ササミを加えて、梅肉を混ぜた青じそドレッシングで合えてます。
う〜ん、我ながらヘルシーやね。

でもって、次は肉系の一品料理を。

えっと、豚肉のしそ巻きです。
最近あんまり作ってなかったから味付けが濃くなっちゃいました(笑)
これは、ポピュラーなメニューなので、作り方は省略。

続いてはスープのご登場。

鶏つみれと春雨やら白菜やらが入った、柚子胡椒仕立てのスープでございます。
ちなみに、つみれの具に胡麻をたっぷりと入れてみたんだけど、我が家の女性客は、軟骨が入っているとすっかり勘違しておりました(笑)
食感が楽しめる裏技なので、よかったらお試しあれ。
ちなみに、スープは大量に作っておいたので、翌日は、水餃子のスープに変身しております。
これぞ、穴ぼこ的作り置き(笑)

でもって、本日の穴ぼこ亭、締め一品がこちら

ひつまぶし風の穴子混ぜご飯を作ってみました。
ホント言うと、予定では、本物のひつまぶしを作るつもりだったんだけど、スーパーで売られている鰻の蒲焼の値段を見て、思わず目ん玉飛び出しちゃった。
中国産の鰻の蒲焼が、たったの二串で、なんと1,400円もしやがる!
もはや、国産並みのお値段じゃあ〜りませんか!?
って、知らない間に高騰してたのね。
これって、もしかして尖閣問題と関係あんのかね?

でもって、買うべきかどうか躊躇していると、鰻の隣に、1パック380円のシールを燦然と輝かせている穴子様のお姿が...
すると、迷う事無く穴子を手にするワタクシ(笑)
って、そりゃ、どう考えたって、鰻と穴子に1,000円以上の価値の開きがあるとは思えないでしょ。

そんな訳で、鰻が穴子に化けてしまった次第(笑)
で、穴子だけだと淡白な味になりそうだったので、冷蔵庫で眠っていたごぼうと人参を甘辛く炊いて、穴子と一緒にご飯に混ぜ、これに、あごと昆布をブレンドした出し汁を添えて、見事完成。
これがまた、作ってみないとわからないもんで、意外や美味しかった(笑)
アナゴさんてば、なかなかやるじゃないの!

ということで、これにて本日の営業は終了。
う〜ん。
我ながら、バランスのとれたラインナップだったかな?
女性客も満足してくれて、宴も盛り上がっていたようだし、ヨカッタヨカッタ。

こうやって、手料理を振舞う機会があると、よりレシピの探求にも熱が入るし、食べ歩きの楽しみも増すんだよね。
ついでに、家の美化運動の促進にもなるし(爆)
残るは、女子大生のアルバイトだけですな。