4S
新しいiPhoneが出た途端に
地元のソフトバンクショップですら行列ができていて、ちとびっくり。
スティーブ・ジョブズが亡くなったことも、影響しているのかな?
そういえば、なんでも生前のジョブスは
禅の精神世界に共鳴していたんだとか、
で、なんとなく思ったんだけど
彼は、とても大きな自己矛盾を抱えて苦しんでいたんじゃなかろうかと、勝手に想像してみた。
イノベーションってのは、時として人生の豊かさを奪ってしまうことがあるからね。
確かに、世界に変革をもたらした一人だとは思うけど、
それこそ、彼の訃報をiPhoneで知った人達が、ウォール街に集まって金持ち批判のデモをしちゃったりしてる訳で、
うがった見方をすると、あまりに皮肉な歴史の1ページを見せられているような気もする。
巷では、偉大な芸術家であり、発明家だったなんていう賛辞が送られていたけど、
個人的には、偉大なプレゼンテーターであり、トリックスターでもあったという方がしっくりくるかな。
んな訳で、昔から、アップルのやる事には興味を持って眺めてはいたものの、
iMacも、iPodも、iPhoneも、実は欲しいと思った事は一度も無かったりして、未だ穴ぼこ生活には縁の無いモノなんだよねぇ。
もちろん魅力も感じるところはあるんだけど、一方で敬遠したくなるナニかも感じちゃう。
もしかしたら、無意識に自己矛盾をアップル製品に投影してしまうからなのかもしれないなぁ。
なぞ、哲学チックに考えてみつつ合掌。