きっちょううどん
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というのも、こっちでは珍しい「宮崎うどん」ってのがウリなんだとか。
実は、穴ぼこ生活の中で、幼少時代に宮崎に住んでいたことがあって、よく両親が地元の人気うどん店に連れていってくれた記憶が、微かに残ってるんだよね(笑)
まさに、記憶の味に出会う事ができるかも?!
っつうことで、オープンしてから暫く経ったある日、味も落ち着いた頃合を見計らって、スーパーの帰りがけにちょいと穴ぼこ夫婦で立ち寄ってみました。
まずは、なんとなく予想していたんだけど、平日の夕方に入ってみるとお客さんはたったの1名。
ちなみに店員は3名(笑)
で、タッチパネル式の券売機でメニューを選ぶシステムになっているんだけど、
何を選ぼうかと思案していると、さっきのお客さんがこちらに近づいてくる?!
すると、いきなり券売機の使い方をやたら丁寧に教え始めるお客さん。
って、多分お店の関係者ですよね?
出店したばっかだし、客も来ないから、いちいち接客してくれてるんですよね。
あぁ、でも血の滲んだ絆創膏が貼られた指で、タッチパネルの操作を説明してくれるのは、どうなんだろう?
やっぱり、ネギを刻んでて切っちゃったのかな?
って、いかん!もう、そっちが気になっちゃって説明が全然入ってこない(笑)
何より、細かく説明してくれるのはとても有難いんだけど、それって、もはやセルフ式うどん屋の範疇超えてるよね?
いやホント、注文決めるだけで、妙に疲れてしまった(笑)
ということで、この時点で、うどんの期待値は急降下。
で、ワタクシがオーダーしてみたのがこちら
お店イチ押しの「海老掻き揚げうどん」だそうで確か500円ぐらいだったかな?
ちなみに嫁は、全部入りみたいなうどんを頼んでた(笑)
で、お味の方はというと、残念ながら当時の記憶が蘇って来る気配は無し(笑)
まぁでも、その当時よく食べていたのは釜揚げうどんだったような気がするので、そりゃ致し方ないかも。
でもって、肝心の中身は、
拘りの煮干やら昆布の出汁は確かに効いているんだけど、塩っぽい印象の方が強いかな。
麺は、シコシコ麺の方が食べ慣れているので、正直物足りなかったです。
値段的には、かけうどんは280円と確かに安いんだけど、お勧めのうどんになると一気に500円前後もするので、お得感も今一歩。
いわゆるコストパフォーマンスが中途半端な感じ?
これなら、申し訳ないけど、箱根そばか丸亀製麺に行っちゃうなぁ。
まぁ、うどんや蕎麦って、何気に地方色の強い食べ物だから、食文化として受け入れられないと、商売的にはなかなか難しいところがありそう。
ただでさえ、立ち食い系の箱根そばと富士そばが数店舗あって、セルフ式の丸亀製麺も2店舗あるし、もっと言うとラーメン激戦区だったりもするジャンクシティ町田だもんね。
果たして、このうどん屋には、勝算があるのだろうか?
そんな訳で、正直、味にはなんの興味も沸かなかったけど、この店のマネージメントには、なんだか興味が沸いてしまった(笑)
そうそう、あと、町田で商売不毛の地と言われている?あのバスターミナルに出店したのも、かなりのチャレンジャーかと。
個人的には、両隣が人気ラーメン店なので、あの界隈が上手い具合に麺コミュニティのようなものが形成されていくと、面白くなりそうな予感もするけど...
いかんせん、お隣さんは一癖も二癖もある、あのラーメン屋だから、どうなるんだろうねぇ(笑)