穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

忘年会の向こう側

知人と今年の世相を語りあう忘年会の予定だったはずが、互いのスケジュールを調整している間に、なぜだか年忘れ登山に計画が変更(笑)
んな訳で、寒いのにナニしてんの?的な穴ぼこ嫁の心配を他所に、週末の相模湖へと行ってまいりました。

元々は音楽を通じて知り合ったこの知人、今では音楽そっちのけで、四方山話で盛り上がるような間柄となったんだけど、そんな彼の趣味?がトレッキングということもあって、いつか一緒に山へ行こうと誘われていたことから、実現する運びとなりました(笑)
とはいえ、やはり冷静になって考えてみると、何もこんな寒い時に行かなくてもいいような気もしてきた...?

そんな一抹の不安を抱えつつも、当日の朝を迎えた穴ぼこクライマーは、自らの気持ちを覆い隠すように厚着で完全防備を施し、一路、相模湖へと向かうのでした(笑)

ちなみに、今回、知人がセッティングしてくれたのは、相模湖の南方に位置する石老山というビギナー向けのトレッキングコースで、標高694mの頂を目指す全長約8kmのコース。


JR相模湖駅の案内所に貼られていた石老山のトレッキングコースの案内

ということで、相模湖駅からバスで登山口に到着すると、いよいよ登山がスタート!!


登山道に向かう最中での1枚。
初冬とは思えないトレッキング日和な快晴...
というか、むしろ暑いくらいだった(汗)

でもって、登山口のバス停から歩くこと数分で、石老山の登山道入り口に到着。
ちなみに、あまりに暑すぎて、ここでオッサン二人して半裸になって、脱皮するように防寒用の下着を脱ぎ捨ててました(笑)

さぁ準備万端、いよいよ山に入って登り始めます。
それにしても、さすがは慣れたもんで、スイスイと登っていく我が知人。
一方、登り始めた途端に息が上がるワタクシ(笑)
そういえば、去年、高尾山のトレッキングコースを登った時も、穴ぼこ嫁に全くついていけなかったんだよなぁ。
そんな屈辱的?な記憶が蘇りつつも、必死で知人のお尻を追いかけるようにして登る穴ぼこオヤジ(笑)


登りの道中にあった展望台からの景色。
眼下に見えているのは相模湖。


延々と続く山道を登っていくと...


気付けば雪道に!

そういえば、前日は初雪だったんだよなぁ。
でもって、そこを通り抜けると...

ん?
天国へと続く階段?!
否、もうすぐ山頂でした(笑)

ということで、動悸、息切れを何度も繰り返しながら1時間半ほどかけて、なんとか頂上に到達!
いやぁ、お疲れお疲れ。
でもって、石老山の頂から見える景色がコチラ↓

う〜ん。
実に絶景ですな。
しかも、正面には富士山!

ちなみに、山頂では、先着していたお爺ちゃん軍団がいたんだけど、終始テンションが上がり放しで、周囲をお構いなしに、ずっとダジャレ合戦で異様に盛り上がってた(爆)
その他、山ガールらしき女性の姿もチラホラ。
そういえば道中で、犬を連れた登山客ともすれ違ったなぁ(笑)
つまりは、老若男女、犬猫?問わず誰でも登れる山ってことなんですな。
ただし、そんな、人にも犬にも優しい山でも、唯一穴ぼこメタボオヤジだけには優しくありませんでした(爆)
ということで、穴ぼこオヤジの「救心」を急いで飲まねば!

あ〜!
生き返る〜!
やっぱ、激しい動悸、息切れの後は、ビールですな(爆)
それと、知人が持ってきてくれたコンロで作ったカップ蕎麦もぺロリ。
冬の山頂で、温かい食事にありつけるとは、こちらもまた生き返るね。
って、天国?

そうこうする内に、曇り空が漂い始め、気温も下がってきたので、早速、下山を開始。
何気に下りのルートの方が、勾配もキツくて路面も濡れていたりしていて何度か足を滑らしたものの、1時強間ほどで、無事に下山することが出来ました。
いやぁ、中々良い忘年登山だったなぁ。
お疲れ様でした! m(_ _)m

と思いきや、まだまだお楽しみは続きます(笑)
山登りを終えた次は、なんと渡し舟に乗ることに!?
近くの相模湖を横断する船で、対岸にある相模湖駅方面へと向かいます。

ということで、更に下って、湖岸にある船着場まで降リてみると、何やらこんな立て札が...


そして、その矢印の先には...


ホントにドラム缶(笑)
でもって、ガンッ!と一叩きすると...


船が来たど〜!
と、どこからともなく現れた(笑)
って、キャプテンハーロックか!
あっ、意味わからない人は、オカリナとアルカディア号で今すぐ検索(笑)


そんな中、ふと辺りを見渡すと、日も傾き気温の方もグッと下がってきた感じ。
急いで船に飛び乗ります。


対岸の相模湖駅方面に向かう船上から

10分ほどすると相模湖側の桟橋に到着。
そこから歩いて、再びJR相模湖駅に戻ってくることが出来ました。
今度こそ、これにて終了!

と思いきや、まだまだパーティは終わらない!(笑)
続いてのお楽しみ第2弾は、相模湖駅から隣の藤野駅に向かい、そこからバスで移動した日帰り温泉にて山の疲れを癒すことに。

藤野やまなみ温泉

温泉に浸かった後、施設内の休憩所にて、ビールで喉を潤したところで、これにて年忘れ登山企画は終了!(笑)
いやぁ、本当に本当にお疲れちゃん。
知人のお陰で充実した1日を過ごすことができました。
Y田クンありがとう!

思うに、山に登る行為って、無心になれる感じがいいよね。
余計なことなぞ考えてる余裕もないし、ひたすら山道を集中して登ることで、なんか色々リセットされたような気がする。
更に言えば、それらを経て頂上に辿り着いた時の達成感や充実感は、ある種の精神世界に導いてもらったような気分にすらなれるよね。
案外、山岳信仰ってば、そんなところから生まれたのかもしれないと思ってみた。

まさに、1年分の煩悩を洗い落としたかのような気になれちゃった訳で、こういう年忘れ登山ってのも結構ありかも(笑)
ただし、穴ぼこオヤジに限っては、無心になれたというよりは、動悸と息切れで無意識になりそうだったけど...(爆)
このままでは、精神世界よりもあっちの世界に逝ってしまいそうなので、まずはダイエットが来年の目標ですな。


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