強運の持ち主？ - 穴ぼこ生活

新年といえば、初詣しかり、運にまつわる話が多くなるけど、先日、世間を騒がした逃走犯の彼も、何気に強運の持ち主では？
と思ってしまった（笑）

スクーターと車で１００キロ移動　降車後「当てもなく歩いた」　（産経新聞）
白昼の逃走から身柄確保までの４７時間、杉本裕太容疑者の足取りの詳細が明らかになってきた。逃走直後に偶然、スクーターの顔見知りに行き会うという“悪運”の強さをみせた後、友人らの説得にも応じず、逃走を継続。車などで川崎市から横須賀市を経て横浜市まで約１００キロもの距離を移動していた。

そもそも、接見中の警備体制が甘く、脱走できるシチュエーションが整っていたのがまずもってラッキー（あくまで逃走犯の目線です）な訳なんだけど、その後が更に凄いのは、靴も履かずに急いで外に飛び出したところに、後輩が乗ったバイクが偶然前を通りがかるなんて、これ以上無い強運（繰り返すけど、あくまで逃走犯目線です！）の持ち主でしょ（笑）
そんな偶然ってある？
もはや、神様が「バイクに乗って逃げなさい！」と言っているレベル（爆）

無一文かつ着る物も無い状態で緊急配備の捜査網から逃げるのって相当過酷な状況だと思うのだけど、そこでいきなりアクティブに移動できるツールが手に入ちゃった訳で、もはや類人猿が道具を手にする以上の進化（笑）
一気に選択肢が広がり、そりゃ、俄然逃げる気も強まっただろうと想像してみた。

で、バイクを手に入れたことによって、仲間とのコンタクトを果たし、逃走の手助けを得ることに成功する訳なんだけど、これも考えようによっては、なんたるリア充！って話なんだよね。
だって、これ穴ぼこ生活に置き換えてみた場合、手助けしてくれそうな友人はおろか、訪ねられる知り合いすら、ほとんどいないでんですけど...（爆）
即ち、そんなリアルプア充な穴ぼこオヤジからしたら、もはや羨望の眼差し（くどいようだけど、あくまで犯人目線です！）で見てしまいそうな展開でしかないんだよね（笑）

そんなこんなで、結局は逃走二日目で捕まっちゃったんだけど、なんと話はこれで終わらず、あろうことか、当初の罪状のまま再逮捕されただけで、今回の脱走は罪に問われないっていうんだから、これまたクリビツギョウテン。
なんでも、拘留決定前だったんで、脱走そのものは犯罪行為にあたらないのだとか。
って、じゃぁ、この逃走劇は一体なんだったんだぁって話だよ。
散々世間と警察を騒がせておきながら、そこは罪に問われないって、悪運にも程があり過ぎ（呆）

とまぁ、そうは言っても、偶然、知人のバイクが通りがからなかったら、別の事件が引き起こされていた可能性もあったかもしれずな訳で、考えようによっては、近隣の人達からしてみれば、それもまた幸運な出来事だったと言えるのかもしれないねぇ。
それにしても、過剰なまでの捜査体制と加熱報道には、ちと首を傾げたくなる気も。
もちろん、犯罪を犯した容疑者ではあるものの、まるで殺人とか凶悪事件を起こした極悪人のように祭り上げられちゃった向きもある訳で、当の本人からしてみれば、この点は運が無かったと言えるのかもしれない。

ちなみに、強運といえば、穴ぼこ的にも思い当たるネタがひとつ。
それは、滅多に買わない宝くじを買った時のある出来事の話。

高額当選者あるあるの中のひとつに、朝からありえない幸運が続いていたというのがあるんだけど、その昔、パチンコを打っていた時に、人生でありえないくらいの連チャンで大当たりしたことがあって、まさにこの勢いなら宝くじが当たっちゃうかも！？
などと思い立って、パチンコの儲けを抱えて慌てて宝くじを大人買いしたことがあるんだよね（笑）
で、家に帰ってからも、穴ぼこ嫁に向かって「宝くじに当たっちゃうからね〜！」なんて調子に乗って、のたまったりしておりました。

で、こちらが、その時に購入した宝くじの一枚。