穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

続き

結局、通り雨だったので、さほど濡れることもなく、1時間半ほど歩いて鴨居駅に到着。
と、ここで、コーヒー豆を車で買い出しに来ていた友人と合流し、そのまま彼の用事に付き合いつつ、しばし界隈をドライブすることに。
すると、車中から、なんだか見覚えのある看板を発見!

そう、ユッケで世間を騒がせ、主を失った某焼肉チェーン店です。
ちなみに、この店舗からも被害者が出たそうな。
あの強烈なインパクトを残した社長の記者会見も今は昔。
放射能汚染で、ユッケどころではないっつうのも、なんだか皮肉な話だよなぁ。

そんなこんなで、友人の用事も一通り終わり、ランチタイムへ突入。
そこで、彼お気に入りのラーメン屋に向かうことに。

ラーメン好きなら、画像でおわかりですよね?
穴ぼこ的には、40代に突入した今、もはや無縁の存在となるであろうラーメン屋だと思っていたのに...
友人がジロリアン化したが為に、遅ればせながら「二郎」デビューを果たすこととなりました(笑)

う〜ん。
ラーメン屋の行列に並ぶなんて何年振りだ?
てか、若い男しか並んでないぞ。
こりゃ、ラーメン好きのオカマには、たまらん風景だろうなぁ(笑)
などと、くだらないことを考えながら店内に目を向けると、買った食券を店員にかざしてみせる客一同の姿が、
更に、「マシマシ」とか「アブラマシ」とか、客全員が専門用語を駆使して、手馴れた感じでオーダーしているし...(汗)
友人ジロリアンから、色々なローカルルールのレクチャーを授かったものの、初めて目や耳にする光景に、戸惑いを隠し切れない40過ぎのオッサン。
でもって、ラーメン(小)の食券が、通常の1.5倍の量に相当することを知らず(そんなの知る訳ねぇだろ!)
結果、大盛りを頼んでしまった40過ぎのオッサン。
それでも「ニンニクナシ」だけはなんとか店員に伝え、辛うじて己の意思を誇示してみせる40過ぎのオッサン。
なんかね、異世界というか、初めての海外旅行でオロオロしているよな気分です。
って、海外行ったことないけど...

そうこうしながら席に着くと、やがて自分のテーブルにラーメンが運ばれてくる。
「おぉ〜」テレビで見たことあるのと同じやつだと、ミーハー心がくすぐられて、ちょいと興奮してみるも、すぐさま不安な気持ちが襲いかかります。
どう考えても、明らかに食べきれそうもない、その麺の量。
とはいえ、今更引き返す訳にもいかず、バンジージャンプの如く、覚悟を決めて箸を進めることに。
って、バンジージャンプしたことないけど...

さて、そのお味はと言うと、まず、山盛りの野菜が意外やシャキシャキして美味しい。
で、その野菜の下には、油で封印された醤油ダレのスープに浸る大量且つ極太の自家製麺のお姿が。
歯ごたえのある太麺に、特性醤油を使ったスープは、相性の良さを見せてくれるものの、40過ぎのオヤジの胃袋との相性は、とても良いとは言えそうもありません。
ちなみに、ネットで調べてみたところ、小ラーメンでもカロリーは1500kcalを軽く越えるとか(汗)
恐らく塩分も凄いことになっていると思われます。
んな訳で、1/3食べ終えた時点で、早々と満腹中枢への刺激が完了すると、後は苦行の始まりです(笑)
その間にも、友人を筆頭に次々とカウンターを入れ替わっていくジロリアン達。
焦りと共に、この場違いなシチュエーションに、己の胃袋だけでなくメンタルも限界に達すると、遂に箸が微動だにしなくなりました。
勿体無いお化けが出るのも承知の上で、道半ばにしてカウンターの列から離れることに。
店員さんゴメンなさいm(_ _)m
と、脳内でツィートしながら、重たくなった胃袋を引きずって、お店を後にしました。

若い頃に出会っていれば、印象もまた違ったものになるのかもしれないけど、正直キツかったなぁ。
満腹感はもちろんのこと、挫折感やら、疲労感やら、緊張感やら、後悔やら、なんか色んな感覚を味わった二郎デビューとなりました。
中毒者が生まれるもの頷ける、噂通りのラーメンではあったけど、自分にはジロリアンの素質は無さそうです(笑)

でもって、駐車場に向かいながら、これで、二度と二郎に足を運ぶ事も無いだろうと、あれこれ考えを巡らせていたところ、カバンをカウンターの下に置き忘れたままであることを思い出したワタクシ。
慌てて取りに戻ります。
って、早々に二度足を運ぶことになろうとは(笑)
もしかして、これって立派なジロリアン

ジロリアン

ジロリアンとは編集