穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

パンク野郎

今となっては懐かしさすら覚える猛暑が続いていた7月のとある日の炎天下での草野球の試合。
味方の攻撃をメンバーの皆で声援を送っていたところ、突然、ベンチ裏の方から
「パ〜ンッ!!」
と、賑わいをかき消すような爆発音がグランドに響き渡る。

えっ!なんだ!!!
どこで爆発?

それこそ欧米であろうものなら、真っ先にテロか?!
なんて、大騒ぎしてもおかしくないくらいの状況だったりでもあるのだけれど、ここは強い西日に照らされた喉かな世田谷公園の一角。
さすがにそこまで物騒な話ではないにしても、じゃぁ一体、何の音?

ということで、音がしたベンチ裏の方向を見てみると、そこには公園利用者の自転車置場となっているスペースが。
もしかすると、この炎天下でタイヤが膨張でもしてパンクでも起こしたのかな?
など、適当なことを皆で言い合いながら、再び試合に集中しようとした矢先、ふと穴ぼこオヤジの脳裏に嫌な予感が走った。

まさかそんなことは無いだろう...
と念の為、ベンチ裏にある自転車置場に駆け寄り、止めていた穴ぼこオヤジの愛車に目をやると...




オ〜イ!
見事にパンクしとるやないけ!!
って、はい、そうです、テロリストの正体はこの私です。
いやはや、えらいこっちゃ。

そもそも、いつもなら電車で通うべき所をなんでまた自転車?って話なんだけど、実は、親戚、実家や友人に渡したい土産物があって、草野球ついでに立ち寄るのが丁度都合が良かったので、愛用の穴ぼこ号(クロスバイク)にまたがって、町田から世田谷公園まで遥々30キロの道のりを走ってきてたんだよね。
それが、よりによってパンクとは...(泣)
思うに、ロングライドに備えて、タイヤの空気圧をやや高めに調整して出発したのが、むしろ災いしたのかもしれませんな。
いずれにしろ、誰もケガすることなく、爆発音の正体が分かっただけでも良しとしますか。

って、それで良い訳ないだろ〜!
まだ、実家にも友人にもお土産を渡せてないし、そもそも、これから、どないして町田まで帰るんだよ〜!!

ということで、試合そっちのけで、慌ててスマホで近くの自転車屋さんを探してみる穴ぼこオヤジ。
まぁ単なるパンクなら、簡単な修理で済ませられそうだけど、あの破裂音からすると、最悪、タイヤチューブの交換の可能性も覚悟しておかないといけないかも?
で、調べた結果、歩いて行けそうな場所に営業してそうな自転車屋を発見。
早速、試合を終えると、穴ぼこ号を手押ししながら持ち込むと、すぐに様子を見てもらうことに。

元より、自力でチューブ交換すればチューブ代だけで済むのだけれど、自転車屋だといったいいくら掛かるのかなぁと、不安げに料金表に目をやりながら作業を待っていると
「単なるパンクですね」と店員のお兄ちゃん。

通常、放置してある状態でチューブが破裂するのはかなり珍しいケースらしいのだけど、原因は不明ながらも、ひとまずパンク修理のみで済ませられそうとのことで、ほっと一安心。
そんな訳で、その後、修理を終えると、実家、友人にもお土産を渡し、無事に町田まで帰ってくることができました。

ああ、めでたしめでたし。
てな話にならないのが、穴ぼこ人生な訳で、実は、このパンク以外にも、時を前後して、前後輪に関係なくパンクが頻発するようになってはいたんだよね。
お陰で、目隠ししても出来るぐらいにパンク修理の腕は上達してるんだけど、つい先日も、前輪と後輪が同時にパンクしてたことがあって、併せてパンク修理を施し、後輪の空気を入れ直した瞬間に新たなパンクが発生するという、あるまじき事態に陥ってみたり(汗)
とはいえ、よくよく考えてみれば、かれこれ友人の不要になったクロスバイクを強奪し穴ぼこ号に生まれ変わった日から既に1年以上も経過している訳で、で、その間、日々の通勤で往復30キロ以上を走り、その他、たまのロングライドを加えると、少なく見積もっても既に5,000キロ以上は走っている訳で、そりゃチューブが劣化するのも当たり前の話なんだよなぁ。
いや、むしろパンクしない方がおかしいレベルの状態になっているとも言える訳で、さすがにパンク修理の限界を感じ、取り急ぎ後輪を新品のチューブへと交換することに相成りました。

で、慌ててチューブを買ってしまったせいか、取り付けて気が付いたんだけど、バルブが短いのを買ってしもうた(汗)

とりあえず空気は入れられるから、まいっか。

ただホント言うと、チューブだけじゃなくてタイヤそのものの交換時期にも差し掛かってはいるので、このまま乗り続けるのもあまりよろしくはないんだよね。
ただまぁ、タイヤの減り加減を見る限り、前輪と後輪をローテーションすればまだ乗れそうな感じではあるんだけど...
な〜んて、穴ぼこ根性丸出しにしてると、結果、むしろ高いコストを払う羽目にもなりかねないので、用心しておかないとね。
そうだ、いっそのことロードバイクに買い替えちゃおっかなぁ?
っていや、さすがにそっちの方が高くつくわ!(爆)