穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

穴ぼこリサイクル 自転車泥棒編

スピーカーを買い替えるきっかけをくれた件の友人がブログをやっていて、よく覗きに行かせてもらうのだけど、ある時、自転車を買い替えた時の話題が更新されていて、なにやら古い自転車の扱いを思案しているご様子...
と、それを読んだ瞬間、穴ぼこオヤジのよどんだ瞳がキラ〜ン!と光を放つ。
というのも、車を手放して以来、移動手段が限られてしまい、自転車でも買おうかなぁと思って以前から物色していたんだよね。
ということで、処分に困っているなら引き取りまっせ!とすかさず脅迫状メールを送る穴ぼこオヤジ。
すると、ほどなくして脅迫に屈する旨のレスポンスが(笑)
ということで晴れて交渉成立。
快く?自転車を強奪させてもらえることとなりました。

ちなみに、その自転車は、GIANTというメーカーのESCAPE R3というエントリーモデルとなるクロスバイクで、彼がニューモデルに買い替えたために不要となった旧モデルを譲り受けることに。
穴ぼこ的には、元々、ミニベロを探してはいたんだけど、クロスバイクも視野に入れていたので、まさに願ったり叶ったり。
ましてや、GIANTは高コストパフォーマンスを誇る台湾の有名ブランドでもあり、中でもESCAPE R3は、エントリークラスながら車体重量が10kgを切るという優れモノな人気車でもあるのだそうな。
そんな訳で、友人の気が変わらないうちに、町田から彼の自宅がある世田谷まで貢物のステーキ肉を片手に、そそくさと引き取りに出掛ける穴ぼこオヤジなのでした(笑)
で、彼の家に到着すると、一通り、取り扱い方のレクチャー*1を受け、近所の自転車屋でパンク修理を施し、ついに穴ぼこオヤジの手に引き渡されることに。
ということは、即ち、そのまま世田谷から町田までの道のりをクロスバイクに乗って帰るってことなんだけど、挨拶代わりにしては、ちとハードな20km以上のいきなりのロングライドとなったものの、なんとか町田まで辿り着くことができました(汗)

http://www.giant.co.jp/giant16/images/bike/CA01/00000124_m2.jpg
現行モデルのGIANT ESCAPE R3 クロスバイクの入門用に最も適した人気車種


そもそも穴ぼこオヤジの感覚では、自転車というと、ママチャリやせいぜい子供時代のスーパーカー自転車で止まっているので、クロスバイクロードバイクといった本格的な自転車が、いかに魅力的でスピードに優れた乗り物だということが、いまいちピンと来てなかったんだけど、実際に、いきなり20数キロのロングドライブを1時間半もかからずに完走してみたことで、身を持ってそれを体感することができました。
過度な装備や材質など無駄を排し、人力を効率的に機能させるように工学的に作られていてるその乗り物は、ただ単にサドルに座ってペダルを漕いで走るというより、なんか自転車と人間が一体化して進んでいるような感覚を味わうことが出来て、とても新鮮な驚きを感じたんだよね。


ロードバイクとは対極にある?過度な装備で彩られた80年代の象徴とも言える懐かしのスーパカー自転車
ご多聞に漏れず、穴ぼこオヤジも両親にせがんで買ってもらったんだっけ(汗)
それこそ、耐久性なんて無いに等しかったので、色々な所が次々に壊れていき、最終的には今のクロスバイクの形に近づいていったような記憶が...(笑)


巷では、クロスバイクに乗っていると、より速く走れるロードバイクがそのうち欲しくなるなんて言われるらしく、自分の肉体も含め、機能美を追い求めるようにして、自転車の池沼にハマっていくのがなんとなく分かる気がする(笑)
クロスバイクにしろロードバイクにしろ、元々の造りが総てバラす事が可能なパーツ各種で組み立てられている乗り物なので、例えばギアやブレーキのパーツを交換してみたり、ハンドルの形状を変えてみたりと、カスタマイズできる幅がとても広いんだよね。
とはいえ、毎度、穴ぼこ生活においては、そんな沼に足を取られている余裕なぞ無い訳で、取り急ぎ、不足している装備品やメンテナンス道具だけを揃えて、まずは強奪したクロスバイクをとことん乗り倒してみることにします。


左上から、コルク素材が入ったグリップ、サイドミラー(ハンドルの口径が合わなくて何度も削りながらの装着)、自転車用チェーンロック、メンテナンス用スプレー缶(洗浄用と潤滑油)、フロント用ライト(バッテリーの持ちも良く、5段階の点灯が可能な掘り出し物のライト)、リア用ライト(中国製だったので防水加工を施して使用。今のところソーラー電池につき半永久的に使用可能な状態を維持中)


そんなこんなで、今や通勤のほとんどを片道1時間かけてクロスバイクで通うなど、自転車が無くてはならない存在になってしまった穴ぼこ生活。
即ち、当然のように、ロードバイクのカタログを涎を垂らしながら見ていたり(爆)
それこそ、以前に用事も兼ねて町田から有楽町までの30km以上のロングライドに出掛けたことがあるんだけど、さすがにクロスバイクだと、ちと限界を感じちゃったんだよね。
そもそもクロスバイク自体が長時間乗るのには不向きであることに加えて、道中、ロードバイクの連中に軽々と抜かれてばかりで、特に穴ぼこオヤジより明らかにメタボなおっさんのロードバイクに抜かれた時は、なんとも言えない無常感に襲われたりも(笑)
ちなみに、穴ぼこオヤジ的には、カジュアルに乗れるクロスバイクとスポーティに乗れるロードバイクの中間に位置するグラベルロードやシクロクロスというややマイナーなタイプの自転車が今のところ気になっております。
中古でも10万円以上する上に市場での供給量も少ないので、気に入った1台を探すのには苦労しそうなんだけど、そのうち乗ってみたいなぁ。


有楽町に向かって、かつて住んでいた登戸付近を走行中の友人から引き継いだ愛車



無事に渋谷を通過中



でもって、冬の表参道の景色に溶け込む愛車


そんな訳で、爽快さを味わえるだけなく、ダイエットにも効果的だったり移動費が節約できたりと、健康的にも経済的にも、何かと良いことだらけのクロスバイク
ほんと、快く譲ってくれた友人には心より感謝しかありませぬ。

ただねぇ、活動範囲が広がってしまったことで、ちょくちょく遠出しては余計な買い物をしちゃったりと、何気に散財する機会が増えている気も...(汗)
あと実を言うと、今、このブログを書いている最中にも、パソコンのキーボードを打つ度に自転車じゃなくて胸に痛みが走ってるんだよね(爆)
というのも、つい先日、数センチしかない僅かな段差を斜めに乗り上げようとしたら、段差の角を埋めるようにあった砂利に前輪を取られて、そのままズズズズ〜!と脇腹から見事にコケちゃった。
しかも、あろうことか職場のど真ん前の道で(汗)
でもって、向かいにあるタイヤ屋さんのお兄ちゃんが飛び出してきて、大声で「大丈夫ですか〜!!」って、本気の心配をされる始末。
かなりド派手にやらかしたんだろうね。
で、その時は恥ずかしさの余り「大丈夫です...」と呟くのがやっとで、肘と膝を血まみれにしながら、その場から逃げるように職場へと出勤していったんだけど、恥ずかしさが薄れる頃になって、どうやら一番下の肋骨の箇所が激しく痛むことに気づいてみた。
恐らく折れてはいないと思うのだけど、ひびくらいは入ってそうな勢い(汗)
とはいえ、今のところ日常生活はなんとか送れているので病院に行くほどの怪我では無さそうなんだけど...
まぁ、仮に行ったとしても肋骨の怪我だと、せいぜい湿布薬と痛み止めを処方するぐらいしか手当のしようもないだろうから、どの道、ゴールデンウィークだし安静にしてる他ないんだけどね。
って、言ってるそばから、一昨日にゴルフのショートコースには行っちゃってるけど...(爆)

いずれにせよ、自転車がどうのうこうというよりは、どちらも自分の不注意が原因なんだから自戒するしかないですな。
くれぐれも、自転車に乗る際には、財布の紐と安全にはご注意を。
以上、ややテンション低めのゴールデンウィークを過ごしている穴ぼこオヤジでした。



  

*1:例えばタイヤのバルブが仏式で専用のポンプが必要だったり、軽量化のためにチェーンカバーや泥除けのフェンダーが無かったり、要はママチャリ感覚で乗るとエラい目に