穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

立川シティハーフマラソン2019

昨年、ランナー膝をやらかして、まともに走れなくなってしまい、ずっと回復に努めていた訳なんだけど、しばらくの休養期間を経て、復帰を果たす最初の大会として「立川シティハーフマラソン2019」にエントリーをしていた穴ぼこオヤジ。
開催時期が春先の3月8日(日)と良さそうだったのに加えて、立川にある自衛隊基地の飛行場が走れるユニークなコース設定に興味を覚えたのと、まさに飛行場がそうであるように、全体的にフラットなコースで、膝への負担が少なそうだったので、うってつけの大会だと思ったんだよね。
ちなみに、この大会は学生のハーフマラソン大会も兼ねていて、大学生のトップランナー達と一緒に走ることにもなるので、現役学生ランナーのスピードを間近に見ることができる、貴重な機会にもなりそうだったし。

そんな訳で、復帰を目指して遡ること2018年の暮れからトレーニングを開始しようと思っていた矢先、クロスバイクでこけて、手の小指を骨折するわ、右膝の内側副靭帯を痛めるわ、そんでもって、年を明けて怪我が癒えてきた頃に慌てて練習を開始した途端に、今度は血反吐を吐いてしまうわと、もう踏んだり蹴ったりで、大会までまともな練習が一切できないというまさかの事態。
そんな状況だったので、正直、出場は難しいかなと思っていたのだけど、ランニング仲間のM本クンを誘っておきながら、彼を一人で走らせるのも申し訳なかったし、直前になってなんとか走れそうなレベルまで体調が回復したので、とりあえず出るだけ出てみることにしました。

ちなみに、コースは立川駅から徒歩数分のところにある自衛隊基地の滑走路からスタートし、隣接する昭和記念公園の外周を経て公園内を走るコースで、学生の大会と併催ということもあってか、一般的な大会よりも制限時間のハードルも若干高く、穴ぼこオヤジが今まで出場してきた中でも、規模もレベルも一段階上の大会といった感じ。

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で、今回は、ほとんど練習ができなかった分、レース中の補給サプリをいつもより入念に揃えて臨むことに。
そうして迎えた大会当日の天気は小春日和で絶好のコンディション。
M本クンと待ち合わせて、予定の時間通りに公園内の広場に到着にし、さっそくランニングウェアに着替えようと思ったら...

ランニングパンツ持ってくるの忘れてもうた!(汗)

って、いきなりかましてしまう穴ぼこオヤジ(笑)
仕方なく応援要員で来ていた穴ぼこ嫁に財布を借りて、会場内の臨時ショップで慌てて買う羽目に。
う~ん、なんか、最近、スタート前のドタバタ劇がデフォルトになってきている気がするなぁ。

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そんなこんなで、広い公園を移動してスタート地点となる立川飛行場の滑走路へ向かい、普段は立ち入り禁止の基地内の敷地に入ると、妙にテンションもアップ。
まぁとにかく広くて、ハーフマラソンだけでも5,000人以上の参加者がいるらしいのだけど、さすが滑走路だけあってスペースは十分。
通常の大会だと、スタート地点はランナーで溢れかえっていて、号砲からスタート地点を通過するまでに大渋滞で数分はかかることしょっちゅうだけど、ここはそんな心配は無用でした。
恐らく、日本で一番、ストレスなくスタートが切れる大会なんじゃないのかな?

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で、当然のことながらコース幅も広く、スタート直後から自分のペースが刻みやすいので、とても走りやすかった。
ちなみに、この日のレースプランは、キロ5分後半の無理のないペースを保って2時間切れれば御の字という感じ。

さて、その結果は?

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なんと、1時間54分台でのフィニッシュ!
目標よりも5分も速いタイムで見事に2時間切りを達成できました。

昨シーズンのランナー膝の故障から始まって、年末年始にかけて度重なるアクシデントに見舞われ、ほとんど練習できないまま、ぶっつけ本番で走ったにしては、予想以上のタイムに我ながらあっぱれ。
試しに「Runkeeper」というランニングアプリを使って走ってたんだけど、レース後に自分のラップタイムを見て、そんなあっぱれの理由が判明。

 

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ご覧の通り、レース序盤からキロ5分20秒前後という想定よりも好ペースでラップを刻み、中盤以降も落ちることなく同じペースを維持する上々の走り。
そして、そろそろ疲れが出始める16キロになると、タイムが落ちるどころか、なんとキロ5分ジャストという20秒も縮めるまさかペースアップを果たしているんだよね。
で、その後もキロ5分10秒台を刻み続けて、言うなれば、見事なロングスパートの走りとばかり、勢いそのままにフィニッシュを迎える、かなり理想的なレース展開。

それにしても、今までならありえない16キロ地点での爆発的なペースアップは一体何故に起きたのか?
...とあれこれ思いを巡らすと、ひとつだけ心当たりが。

というのも、ハーフマラソンを走るのに1年以上のブランクがあったことに加えて、まったくといっていいほど練習が出来なかったので、そのハンデを補うべく、レース中の補給サプリを吟味して選んでいたんだよね。
いつも、5キロ毎の塩系のタブレットと、エナジー系のゼリーを用意して臨んでいるのだけど、まさに中盤以降の疲労対策で今回用意してみた補給サプリのゼリーがこちら。

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16キロ地点を通過と同時にこいつをちゅぱちゅぱ補給したのだけど、その途端にペースアップしているのは明らか。
そもそも練習不足の中、自力で急激なペースアップなぞ図れるはずもない訳で、もはやペースアップの説明がつくのはゼリーの影響しかないんだよなぁ。
この手の補給サプリって、ほとんど気休め程度にしか思ってこなかったんだけど、実際に効果があったということなのか?
まぁ仮にそうだったとしたら、むしろ効きすぎてちと怖いぐらいなんですけど(汗)
信じる者は救われる?
どの道、プラシーボ効果は高まったはずなので、次回レースでも使って、もう1回確かめてみようかな(笑)
ただねぇ、かなり濃厚なお味で「うぇっ!」となるのと、走りながらだと、どうしても手についてしまうので、でもって、これまた最強レベルのベタベタ感が凄くて、走りにまったく集中できなかったんだよね(爆)
まぁ、それだけ濃厚なエキスが入っていることなんだろうけど。

そんな訳で、久々のハーフマラソンは思いのほか手応えを感じる走りができてとにかく良かった。
来年もエントリーしたい大会だったね。
一方、一緒に参加していたM本クンはというと、穴ぼこオヤジよりはるかに良いタイムでゴールしてました。
でもって、いよいよ今秋には湘南国際でフルマラソンデビューを果たすのだとか。
う~ん、どんどん先に行っちゃうなぁ。

ちなみに、レース後の穴ぼこオヤジは、クールダウンも兼ねて、丁度見頃だった公園内の色々な梅を穴ぼこ嫁とのんびり見ながら帰ったのだけど、一通り見終えて公園を出ようとしたところで、やっぱりというか、遂にというか、吐き気に襲われ、まったく体が動かなくなってしまった(汗)
しばらくベンチで休んでたら落ち着いたので、まぁ事なきを得たのだけど、とはいえ、この吐き気癖を克服しないと、フルマラソンはおろか、この先のランニングが思いやられるなぁ。
なので、実は大会後から、ほとんど走っていない穴ぼこオヤジなのでした。

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