シャンパンはいかが？

草野球の練習で不意にコケてから1週間が経ち、徐々に良くなってきてはいるものの、まだまだ痛みが治まる様子は見られない穴ぼこ生活。
なにより、僅か２歩でコケたという現実は、否応無くオヤジ化していく自身を物語っている訳で、何気に肉体的なことより精神的なダメージが大きかったりして？（笑）

で、そんな災難の日に話しを戻してみると、
本来なら練習が終わって病院へ直行すべきところ、胸の痛みに耐えながら急いで向かった先は、まさかの自宅のテレビの前。
しかも、おつまみやらビールやらは買い込む余力だけはあったようで、テーブル広しと缶ビールを並べ、友人☆クンも巻き込んでセッティングが整います（笑）
でもって、一体、何をおっぱじめるのかって？

フフフフ...
4年に1度のお楽しみですよ！
指折り数えて待ったビッグイベントがいよいよ始まるのだ！
そう！
その日は、ワールドカップ、日本代表の初戦。
その為に、ダッシュで帰ってきたのよん。

って、ワールドカップ？
サッカーは2012年だぞ？

と、お思いのアナタ。
ノン、ノン、ノン、ノン！
ラグビーのワールドカップをお忘れではないですか？

ラグビーワールドカップとは編集

IRB Rugby World Cup 国際ラグビー評議会（IRB）が主催するラグビー（ラグビーユニオン）のワールドカップ。4年に1度開催される。IRBワールドカップとも言う。サッカー同様国家単位での開催だが、第1回はオーストラリア・ニュージーランドの共催となった。20.. 続きを読む
http://www.rugbyworldcup.com/ www.rugbyworldcup.com
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日本では、すっかりマイナーなスポーツにカテゴライズされるようになってしまったラグビーだけど、今まさに、ニュージーランドで第７回となるワールドカップが開かれていて、南半球やヨーロッパでは、大いに盛り上がりを見せているのです。
そして、我が日本代表の初戦となる強豪フランスとの一戦に立ち会うため、折れそうになった肋骨？と折れてしまったオヤジのハートの痛みを押して、一目散に帰ってきたのです。
ちなみに、ラグビーのワールドカップは、ワールドカップサッカーと夏季五輪に次いで世界３番目のスポーツイベントなんだとか。
にしては、日本での扱いはあまりに小さ過ぎる（泣）

かの青春ドラマ「スクールウォーズ」で10代を過ごし
かのイソップに下北沢の駅でバッタリ遭遇し
第一回大会からワールドカップを欠かさず見てきた身としては、この日のテレビ観戦はもはや使命。

しかも、一番大好きなフランス代表との試合となれば、自ずと期待も高まるというもの。
シャンパンラグビーと評される、自陣ゴール前からでも、果敢にそして華麗にパスを繋ぐプレースタイルで、世界中のラグビーファンを魅了してきたフランス代表に、世界最強のニュージーランド代表オールブラックスで伝説の男と言われるジョン・カーワン率いる我が日本代表が、果たしてどこまで健闘を見せるのか、そのひと時を見逃す訳にまいりません。
いざキックオフ！

で、肝心の試合の行方は？というと、
いきなりフランスに先制トライを奪われ実力差を見せ付けられると、立ち上がりからミスも頻発し、劣勢な展開となってしまう日本代表。
しかし、前半で1本トライを返し、その後、じわじわと日本が盛り返して後半に入ると、遂に4点差までフランスを追い詰め、次第に騒然となる場内。
まさにラグビー界のジャイアントキリングが起きるのか？！と大いに期待が膨らむも、そこはさすがのおフランス代表。
残り20分から地力を見せ、立て続けにトライを奪ってリードを広げると、結局そのままノーサイド。
文字通り日本代表が後一歩のところまで攻め込みながらも、21対47の惜敗で試合を終えました。
でもって、テレビの前のオッサン二人も、思わず手に汗握った80分間となりました（笑）

それにしても、この日の日本代表はホントに素晴らしかった。
現地の、目の肥えたラグビーファンも、桜のジャージを称えていたらしいね。

これまで、日本のラグビーというと、残念ながらスピードぐらいしか世界では通用するものがなかったんだけど、グローバル化、大型化する昨今のラグビー界の流れに、しっかりアジャストできるレベルの試合を見せてくれたのは、ちょっと感動。
って、熱く語ってる傍から、その後に行われた予選２戦目のオールブラックス戦では、7対83で大敗しちゃってるけど...（苦笑）
まぁ、それでも、遡ること24年前の国立競技場にて、オールブラックスに108点取られた試合を目撃した者からすれば、隔世の感を禁じ得ませんな。

正直、決勝トーナメント出場は絶望的ではあるけれど、残りの予選では好ゲームを期待したいですね。
それにしても、日テレさんよ〜
なんで？ブラマヨなの？
そもそもラグビーに、にわかファンなんて存在しようがないんだから、無駄な演出省いて放送すりゃいいのに...
しかも録画ばっかだし...
他国の試合も放送しないし...
ブツブツ...
専門チャンネル見ろってか！？
それじゃぁ、ラグビーが益々マイナーなスポーツになっちゃうよ。
昔のようにNHKで生放送してくんないかね〜

そんな昔を懐かしんで、当時虜になったフランス代表の動画をご紹介。