穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

小田原ランチと横須賀ブラジャー 〜穴ぼこ珍道中温泉編〜

先日、泊りがけで伊豆修善寺方面に、穴ぼこ夫婦して行ってまいりました。
で、本来なら、逃避行の如く、世間から遠く離れて、お忍びの旅となるはずが、
やはりというか、なるべくしてなったというか、結局のところ、食べて飲んでばかりの、胃袋の苦労が偲ばれる旅となってしまいました(笑)
たったの1泊2日だったというのに、なんだか3〜4日分の食事を味わったような気が...(汗)

そんな訳で、前回目移りして決断を下せなかった小田原ランチの結果をまずはご報告。
色々探せば探すほどに、美味しそうな店が出現する小田原界隈。
食いしん坊な穴ぼこ夫婦にとって、ランチタイムを過ごすべく1店舗に絞りこむのは、苦汁の選択以外の何ものでもないけれど、
最終的に旦那の思惑と、嫁のよだレーダーが見事に合致した、こちら↓のお店に行ってきました。

うおとら

食べログ うおとら

決め手は、やはりネットで目にした画像からでも、ビンビンに伝わってくる、超絶のハイコストパフォーマンス。
というか、海鮮丼の神々しい画像をネットで見た時から、すでに二人の心は決まっていたのかもしれません(笑)

ということで、伊豆方面へ向かう道中、小田急線から乗り換えて箱根登山鉄道箱根板橋駅に降り立った穴ぼこご一行は、歩いて、早川漁港とは反対に位置する、とある住宅街の一角へと向かいます。
5〜6分ほどすると、駐車場や民家が立ち並ぶ中、ぽつんと佇む1軒の魚屋さんを発見。
するとその隣で「うおとら」の看板を準備する店員さんの姿が...
まさに時計は、11時30分丁度の開店時刻。予定通りとばかりに、勢い1番乗りで入店することになりました。


左が「うおとら」で、右は併設の魚屋さん「魚虎」

店内に入ると、中はカウンター席と奥座敷のある、至って普通の小料理屋といった趣。
でもって、さっそく席についてメニューを眺めている間にも、次々と常連客が訪れ、あっという間に満席となります。
皆さん、お待ちかねのご様子で、こりゃ、いやが上にも期待が高まるというもの。
ということで、よだれメタボが上刺身定食を、よだれ猫は噂の海鮮丼を頼んでみることにしました。

まず先に運ばれてきたのは、上刺身定食。

ご覧の通り、その日獲れたての地物魚介がテンコ盛。
ビジュアルからして、鮮やかな色艶を放つ刺身の数々に、鮮度の良さがビンビン伝わってきます。
ちなみに、ラインナップは

左上から順に、マグロ、アジ、ホウボウ、金目鯛?、赤貝の面々。
特に頬っぺたを落っとこしてしまったのは、アジと赤貝。
その中でも、アジはとろけるだけでなく、ツルン!という喉越しがあることを、この日初めて知りました(笑)
やはり、大衆魚が美味しいお店に外れ無し。
鮮度に拘りが無ければ、なかなかこの味は堪能できません。
都内の良店でも、このクォリティを出せる店は、ほとんど無いだろうなぁ。
って、高級店には行ったことないからわからないけど...断言できます!
だって、漁場と漁港が近いからこそ、堪能できるお味だもの。
しかも、それがたったの1,300円で味わえるなんて、素晴らしすぎる!
頬っぺたのみならず、涙までこぼれ落ちそうになる刺身定食でした。

一方、もはや我慢の限界に達した嫁が、旦那の刺身を摘み食いしている頃、あの念願の海鮮丼が、遂に嫁の目前に現れます。
ジャジャ〜ン!

どうです!?
もう、笑うしかないでしょ!
こちらは、ウニ、イクラ、マグロ、金目鯛?、イカ、アジ、ホタテとこれまた超豪華なラインナップで、こちらはなんと、1,100円のランチ価格にてのご登場!

と、待ってましたとばかりに、どんぶりにかぶりつく嫁。
で、地魚が美味しいのはもちろんのこと、イクラが絶品だったようで、嫁曰く、今まで食べたイクラで最高だそうな。
これまた、お店の目利きと仕入も流石のクォリティということなんだろうね。
そんな訳で、旦那が刺身定食に舌鼓を打っている横で、まさに文字通りぺロリと平らげておりました(笑)

なんでも、最近になって店のご主人が体調を崩して入院するとのことで、夜の営業は休止中なんだとか。
お昼は、他のご家族で切り盛りしているのだけど、そんなハンデを微塵も感じさせない、素晴らしいランチをいただきました。
いやぁ、満足、満足!
てか、これから温泉宿に向かうというのに、のっけから早くも達成感に包まれてしまって、この先大丈夫なのか?

ということで、二人してお腹をさすりながら、今度は東海道線早川駅を目指してお店を後にします。
しばし街道沿いの干物屋なぞを覗き見しながら、駅に向かって歩いていると、なんだか怪しくも気なる店が視界に飛び込んできました。

一応、ラーメンののぼりが出ているものの
張り紙には意味不明の文字が???
はて?
横須賀ブラジャー?

う〜ん?
何度読んでも...
やっぱり、横須賀プラジャー。

って、この店ナニ?
どう見ても、ランジェリーショップのようには見えないし...
それとも、夜のお店かなんか?

んっ!?
さらに別の張り紙には

早川バーサン?
てか、もう何がなんだかようわからん!(笑)


...ということで、横須賀ブラジャーなるもは、一体何なのか?
その後、ず〜と気になっていたので、ちと調べてみました。

で、やはり女性下着の事ではなくって、
横須賀ブラジャーとは、横須賀の町おこしの一環で生まれた
ブランデーをジンジャーエールで割った、ご当地カクテルの事なんだとか。
なるほど、それで横須賀ブラジャーなのね。
ということは、あの店は飲み屋さんだったのかな?

いや待て、そんじゃ早川バーサンはなんだ?
さしずめバーボンとサングリア?それとも炭酸?
まさか、本当に早川在住のお婆さんが出てきちゃったりして(爆)

ということで、まだまだ穴ぼこ珍道中の旅は始まったばかり。
この続きはまた。