穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

アメリカンアイドル シーズン11

穴ぼこ夫婦の間を取り持つ唯一のテレビ番組といえば、全米人気ボーカルオーディション番組「アメリカンアイドル」
通称「アメアイ」(笑)
現在、BS FOXでシーズン11が放送されていて、いよいよ番組も佳境に入り、二人で一喜一憂する日々が続いております(笑)



思うに、子供の頃から、オーディション企画のテレビ番組とか何気に好きで、散々見てきた気がするけど、それらと比べても、アメリカのオーデション番組は流石に良く出来ていると思う。
でもって、その中でも、アメアイは、シーズン11まで続いているだけあって、色々な意味でクォリティが高いんだよね。

番組の構成自体は、至ってシンプルなんだけど、進行や編集のテンポ感、ステージや照明の演出など、随所にショウビジネスのエッセンスがふんだんに盛り込まれていて、実に飽きさせない作りになっている。
中でも、毎度感心するのは、オーディションで披露する歌の伴奏が、すべてバンドによる生演奏であること。
いつも当たり前のようにオンエアーしているけど、まず、オーディションの出演者用に10曲前後の楽曲があって、それら全てにアレンジが加えられ、更にそれぞれ舞台演出をつけたものを、週2日の生放送で、毎週曲が変わりながら、やり続けるって、実は相当手間がかかっていると思うんだけど、
これ日本のテレビ局だったら、予算削減と効率を優先して、間違い無くカラオケが使われるだろうね(笑)
大体、生バンドのセッティングとステージ転換だけで、どんだけ手間がかかるんじゃい!って話だもの(笑)
にも関わらず、アメアイの制作陣は、とことん生演奏に拘ってるのがよくわかるし、即ちショウビジネスのなんたるかを心得ている表れなんだと思う。
ちなみに、ライバル番組の「ヴォイス」や「Xファクター」も同じように生放送で生バンド。
一方、イギリスでも似たようなオーディション番組が流行っているけど、そちらは、カラオケを使っているケースが多かったような気が。
あっ、そうえいば、日本が誇る国民的オーディション番組「のど自慢」も生放送に生演奏だった(笑)

で、話をアメアイに戻すと、
バックバンドですら、これだけの手間を掛けているとなると、当然オーディション出場者にも、それ相当のスキルが求められることになるってもんで、毎週、2〜3曲を覚えるだけでなく、アレンジやステージングも考えなきゃいけないし、その上でパフォーマンスを発揮してオーディションを勝ち抜いていかなきゃならないって、どんだけハードなん!(笑)
ほんのちょっと歌が上手いとか、ただビジュアルが良いとかだけでは、まったく通用しない、まさに、真の実力が問われるれるオーディション番組なんだよね。

で、いつも見ていて面白いなぁと感じるのは、お気に入りの子を見つけて応援するのも勿論なんだけど、毎週のオーディションを勝ち抜いていく度に、出場者が成長していく過程を見ていくのが、なんとも堪らない(笑)
それこそ、アメリカの田舎町でウェイトレスをやってたような普通の女の子が、厳しいオーデションを勝ち抜いていく度に、自信を身につけ、潜在能力が引き出され、まさにサナギから蝶になっていくような変化を見せてくれると、思わずゾクゾクしてしまう(笑)
って、もしかしてワタクシってば変態?(笑)
でもこれって、モー娘とかAKBにも同じことが当てはまると思うんだけど、彼女達の場合は、逆に素人同然でデビューさせておいて、その後の成長を見せてるようなもんだし、
実際、デビュー時と比べると明らかに垢抜けて、タレントオーラも出てくるようになるもんだから不思議だよね。
まぁ、中には、人口的に垢抜けちゃった子もいるんだろうけど?(爆)
この辺りは、完成された大人を好むアメリカと、未完全な若さを好む日本とで、エンタメ気質の違いが見られて、ちょいと面白い。
ちなみに、私はどちらもイケる口です(笑)

って、また脱線したので、話を戻すと
今シーズンのアメアイは、割と全体的にレベルが高くて、これまでにない混戦模様になっているんだけど、
逆に実力者が残っている分、皆ある程度完成されてしまっていて、オッサンがゾクゾクするような展開が残念ながらあまり見られない(笑)
ただ、ここに来てホリーというテキサス出身の18歳の女の子が、急激な成長を見せはじめていて、にわかに番組の流れが変わりだしてきた。
で、このホリーちゃん、最終選考の13人の中で、ダークホースとしていち早く変態オジサンのお眼鏡に叶っていた子なんだけど、とんでもない田舎娘なのか、番組内では、イギリスとテキサスがミックスした?変な訛りをからかわれたり、ライブパフォーマンスになると、他のメンバー達がどんどん実力を発揮するようになっていく中、彼女だけは、いつまで経っても緊張と気合いで空回りする毎度散々な出来を披露したりで、毎回落選の瀬戸際に立たされてばかりの子だったんだよね。
ところが、前々回辺りから、急に見違えるように自信をつけ始め、逆にマンネリ化し出した他のメンバー達を尻目に、一気に先頭争いに踊りでてきちゃったもんだから、変態オジサンもこらたまげた!(笑)
でもって、気づけば、見事トップ4にまで残り続けることに。
今まで、ろくにリーチもかからなかったのに、いきなり確変突入って、ホリーちゃんそらないよ(笑)
果たして、単発で終わってしまうのか、それとも大当たりを引くことになるのか?
番組も残りあと2週。
ちなみに、以前地方予選で見つけたお気に入りのギャビーちゃんは、いいところまで残ってたんだけど、惜しくもトップ13の手前で落ちちゃいました(泣)

覚醒し始めたホリーちゃんの動画がこちら


こちらは穴ぼこ一押しだったギャビーちゃん。


で、もう少し話を続けると、番組のクォリティが高い理由のひとつに、豪華ゲストによるライブパフォーマンスってのもあるんだけど、
高視聴率の人気番組だけに、アーティストにとっても宣伝効果は絶大とはいえ、彼らも同じように、生歌生演奏でのステージがデフォルトになっているので、中途半端なアーティストだと、いとも簡単に底が見えてしまうんだよね(笑)
オーディション出場者と同じステージで、下手なライブパフォーマンスを見せるわけにはいかないので、ある意味見所のひとつになってます(笑)
とはいえ、ほとんどのゲストは、きっちりとしたライブを見せてくれるので、この辺りにも、アメリカのエンターテイメントの低力を感じちゃったりするんだよなぁ。
恐らく、アメアイの日本版みたいなオーディション番組を放送すれば、間違いなくヒットするはずなんだけど、ゲスト出演を渋るアーティストとか、一杯でてきそう(笑)

ちなみに、番組司会を担当しているライアン・シークレストってのが、また素晴らしい司会っぷりで、穴ぼこ嫁も大のお気に入り。
でもって、そのライアンが担当している、人気ラジオ番組「全米トップ40」ってのがあるんだけど、そちらは穴ぼこ少年時代のお気に入りでした(笑)
まさか、あのケーシー・ケイサムの後継者として、こんなところで繋がるとは思わなんだ。