穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

おおいに大井町 @三代目 むら上

穴ぼこ生活史上屈指の超絶ハイコストパフォーマンス居酒屋「晩杯屋」に大井町で巡りあってしまった、酔いどれオヤジ4人衆。
そもそも、知人お勧めの鰻屋で一杯引っ掛ける目的で、はるばる大井町に繰り出したはずが、お目当ての鰻屋に辿り着く前に、胃も心も既に満たされちゃう事態に(笑)

さてさてどうする?
もっとここで飲んでいたいけど、やはり鰻も気になる〜!
でもって、お目当ての鰻屋さんが開店後すぐに満席になってしまうとのことで、ここは長居を諦めて取り急ぎお会計となりました。
ということで、オッサン4人で1時間飲んでつまんで締めてお幾ら?

!!!!
なんと、お一人様1,000円ポッキリ!?
ガツ酢の物、もつ煮込み、ポテサラ、揚げナス、ハムカツ、炙りしめさば、つぶ貝刺し...
こんだけ食べて、でもって飲んだにも関わらず、たったの1,000円?(笑)
素晴らしすぎる!


お店を出ようとすると、こんな張り紙が(笑)


そりゃ落ちるわな。
ちなみに、チラっと写っているのは、後に大井町の恐ろしさを知ることになる新人オヤジ

そんな訳で、後ろ髪引かれる思いをフラフラの足で振り切りながら、鰻屋へと向かうご一行。
日も暮れて賑やかな路地裏伝いを歩いていくと、あっという間にお目当ての店に到着します(笑)

暖簾をくぐると、こりゃまたいい感じの店内。
安居酒屋で五臓六腑をほぐしておいて、鰻屋で贅沢に浸るとは、これってオヤジのフルコース以外の何物でもないね(笑)

早速、お店お勧めの鰻串のお任せ盛りを注文すると、これを濁り酒でいただくことに。
鰻の串焼というと肝焼きしかないもんだと思っていたら、結構色々あるのにびっくり。
やがて、ひれ焼やつくね焼などが運ばれてくると、初めて食べる鰻串に、まさに舌鼓を打つように頬張るオヤジ達。
ついでに、カリカリに焼いてあるお店自慢の白焼きも注文。


いい感じで濁ってる


きも焼きと鰻のつくね串


ひれ焼(左)がお勧め

嗚呼〜、まさに至福の時。
でもって、最後の締めは「うなきも丼」。
はて、うなきも丼?
要は、通常のうなぎの丼ぶりに肝焼きが入った丼ぶりなんだけど、これがまた激ヤバな旨さ。
うなぎの蒲焼の芳醇な甘みと、肝焼き独特の苦味が、絶妙にごはんと相まって、贅沢で複雑な味わいが口の中で広がっていく〜!
いやぁ、この味を知ったら、普通のうな丼では、間違いなく物足りなくなるね。
というか、これで完全にとどめを刺された様子のオヤジ4人衆。


絶品のうなきも丼。ここでしか味わえないんじゃないのかな?

そんなこんなで、ノックダウンを喰らったオヤジ共が、繁盛店のカウンターを終始独占する訳にもいかないので、ここは潔くタオルを投げ込むが如くお会計を済ますことに(笑)

締めてお一人様4,000円也。
ん?
これって、安いのか?高いのか?
なんかさっきの晩杯屋の影響で、すっかり金銭感覚がおかしくなってる(笑)

いやいや、貴重な串焼きやうなきも丼などで、名酒をいただきながらのこのお値段。
鰻屋の相場からしてみれば、どう考えたって、超がつくほどのコストパフォーマンなんだけど、う〜ん、実感が沸かない?(笑)

なんにせよ、鰻のすべてを味わいつくした感じで、本当に美味しかった!
でもって、家に帰って穴ぼこ嫁に料理の画像を自慢して見せたら、今度連れてけ!とキレられてみた(汗)
な訳で、いずれまた行くことになりそうです(笑)

ちなみに、この「むら上」ってお店なんだけど、元々は立ち飲みの鰻屋さんだったのだとか。
オーナーが代わって、座れるようにリニューアルしたんだそうな。
う〜ん、立ち飲み時代にも行ってみたかったなぁ(笑)

それにしても、恐るべし大井町
晩杯屋やむら上のように、新店やリニューアルするお店もありながら、怪しくも雑多な、かつての趣や佇まいがしっかりと残されていて、まさに、大井町の路地裏は、オヤジにとっての重要文化財みたいなもんだね(笑)
この町並みが残り続ける限り、また来よう♪と穴ぼこの誓いを勝手に立てるのでした(笑)

そんな訳で、まだ午後7時前だというのに、完全にグロッキー状態のオヤジ4人衆。
しかし、例えタオルが投げられたとしても、決して諦めないのがオヤジの本能なのだ(笑)
そう、まさにロッキー・バルフォアの如く立ち上がり、再びあのリングに戻るのだった...


本日、二度目の晩杯屋(笑)

って、スイマセン。
また、晩杯屋に来ちゃいました(爆)
しかも、同じテーブル、同じ席に、同じオヤジ4人衆(笑)
でもって、またシャーベット巨峰ハイ頼んでるし...(汗)
ちなみに、この10分後、4人衆のうちの新人オヤジ1名が、真っ白な灰になって帰って行きました(笑)

恐るべし大井町