穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

そうだ 大井町、行こう。 @晩杯屋

草野球で完敗を喫し、不完全燃焼のまま1日を過ごしたくなかったオッサンが取った行動は、いっそ酒と食に溺れてみることだった...
いや、ホント溺れちゃいました(笑)
今回は、そんな昼下がりの土曜日のお話。

先週、土曜日の午前中に、久々に行われた草野球の試合は、実力通りの完敗。
でもって、試合後の打ち上げでも乾杯(笑)
と、いつもなら、適当に酔いが回ったところで、そのままお開きとなるんだけど、
この日は、2三振を喫してしまったのがよほど悔しかったからなのか、全くもって飲み足らず、もう一軒!モードに突入してしまったワタクシ(笑)
そこで、同じく試合に参加していた知人と、延長戦を行うことと相成りました。
でもって、その知人に以前から誘われていたお勧めの鰻屋さんで、延長戦をプレーしようってことになり、いざ大井町へ!

って、大井町?!
まぁ、そもそも、以前から、その鰻屋の話を聞いて、一度は行ってみたいなぁと思ってたのもあるし、
でもって、こんなテンションでなければ、そうそう行く機会もないだろうし、
おまけに、偶然にも打上げ会場からだと電車1本で行けちゃうというのもあって、
勢いついでに賛同者も加わって、オッサン4名で急遽、大井町へと繰り出すことになったのです(笑)

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ちなみに穴ぼこにとって、大井町の思い出というと、色気づいていた穴ぼこ高校時代に「丸井」のセールで訪れたこと。
今で言う、ギャルが「109」詣でをしているように、あの当時は若者によって「丸井」が崇め奉られていた時代(笑)
それこそ、渋谷や新宿の丸井のセールに行こうものなら、店の周りは大行列を成し、店内はまさに戦場と化していたものでした(笑)
そこで、平和をこよなく愛する穴ぼこ少年の案じた一計は...

そうだ大井町に行こう!

って、なんで大井町
というのも、戦火がそれほど及んでいない大井町の丸井に行けば、何かしらの戦利品をゲットできるかもしれないという、まさに、今も変わらない、ひねくれ根性でもって思いついてみたから(笑)
即ち、これが大井町と穴ぼこ少年の初めての出会いとなったのでした。
...という程度の思い出ぐらいしかないかも(爆)

あっ!でも、そういえば、今から10年ぐらい前に、知り合いの仕事の手伝いで、一時期、大井町に通っていたことがあったの思い出してみた。
でもって、その時に、オヤジにとっての掘り出し物がそこら中にごろごろとある、丸井のセールどころではない街なのだということを、初めて知るに至ります(笑)
まさに、世の中の都市化が進み、いわゆる飲兵衛横丁のような雑多な場所が少なくなる中、油まみれですす汚れているんだけど、安くて、旨そうな飲み屋が、そこかしこにひしめき合いながら、雑多な空気を漂わせている街こそ、大井町なのです。

で、話を戻すと、
そんな街角に佇む、絶品の鰻をつまみにお酒が飲めるお店とくれば、酔いどれオヤジが黙って見過ごすわけにはまいりませぬ。
ともかくも、既にほろ酔い気分のオヤジ4人衆は、一路大井町駅を目指すべく大井町線に乗り込み、オヤジの終着駅へと向かうのでした(笑)

でもって、久々に大井町へ到着。
もう既に丸井は無くなちゃったけど、我が穴ぼこシティ「町田」とも違う、雑多な空気を相変わらず漂わせております。
で、早速、件の鰻屋へ向かおうとするも、どうやら開店まで、まだ暫く時間があるとのこと。
と、ここはせっかくなので、オヤジの鼻を利かせながら、飲み屋を探して路地裏を彷徨ってみることに。

とはいえ、さすがの大井町でも、15時過ぎから飲めるお店となると、なかなかありそうでない?
それでも、辺りを嗅ぎ回ること数分、一軒の立ち飲み屋を見つけると、誘われるようにオヤジ共が店の中へと吸い込まれていくのでした(笑)

晩杯屋 大井町店

食べログ 晩杯屋 大井町店

でもって、2階に通されると、そこはテーブル席のフロアになっていて、既に先客で、いい感じで賑わってる(笑)
てっきり立ち飲み屋だと思って入っただけに、座って飲めるとは、炎天下の草野球明けのオヤジ共にはありがたいことこのうえないね。
ということで、さっそくメニューを拝見。
と、その瞬間、オヤジ4人衆が、メニューを凝視したまま一様に固まります!?

何だ?!
この値段????
ありえん!!!!

でもって、更にメニューをニ度見三度見するオヤジ達(笑)

なんと、一番高いメニューでハムカツ300円?!
しかも、あんこうの唐揚げの方がハムカツより150円も安いって、どういうこっちゃ?(笑)
もしかして、昭和初期にでもタイムスリップしちゃった?
想像を超える激安メニューの数々に、さしものオヤジ達も、面食らうしかありません(笑)

まぁ、でもこういう安居酒屋ってのは、ちゃんと商売の方程式というのがあって、必ずどこかで原価率の低いメニューを挟み込んで、利益を確保できるようになっているんだよね。
ということで、メニューを隈なく見渡してみると...
ドリンクメニューの最後に、やっぱりありました(笑)

?????
200万円!?
って、おい〜!!!!
ロマネコンティってなんだよ〜!(爆)

思わず、息を揃えて突っ込むオヤジ達(笑)
しかも、イカフライサービスって...(汗)
あっ、でも、さすがに要予約なのね(爆)
てか、これ、調子に乗って、勢いで注文してしまったオヤジとか、実際にいるんじゃね?(笑)
それこそ、ウチの草野球チームにも思い浮かびそうなメンバーがちらほら?
って、そんな金持はウチのチームにはいなかった(爆)

まぁでも、いくら安いとはいえ、味や量が伴ってこその話。
ということで、お店お勧めのシャーベットの酎ハイとガツ刺しをまずはオーダー。
でもって、運ばれてきたのがコレ。

すると、シャーベットの酎ハイを口に含んだ瞬間、一斉にのたうち回るオヤジ共。
こりゃ堪らん!
濃い焼酎と爽やかなシャーベットが、同時に攻撃を仕掛けてくる!
いきなりの先制パンチを喰らってしまっては、もはや、無事の帰還を諦めるしか他ないね(笑)
でもって、お次はガツ刺しをパクリ。
これまた、普通に美味しぃ〜!
って、何なの?この超絶ハイコストパフォーマンスは!(汗)

あっという間の酔いも手伝って、財布の紐の心配がいらなくなると、次々とオーダーを繰り出すオヤジ達(笑)
しかも、そのどれもが旨いときたもんだ。


お酒の相性が抜群だった炙りしめさば。これ一皿で180円也(爆)



名前が気になって頼んでみた「バイス」。つまるところ梅じそ系の酎ハイだった(笑)

普通、飲食店の原価率ってのは、30%前後に収めるのが鉄則と言われているんだけど、どう考えても30%を軽く超えているとしか思えない。
しかも、立ち飲みでお客さんの回転率を上げるにしても、2階はテーブル席になっているし...
いやぁ、これまでの飲食店のセオリーを遥かに超えているお店であることだけは間違いないね。
う〜ん、経営のからくりが気になる(笑)
そんな訳で、久々に、穴ぼこ生活に共鳴する良店に出会えて、ちょいと感動。
さすがは大井町

鰻屋開店までの時間潰しで入ったお店が、思わぬ大ヒットで、昼下がりにも関わらず、既にへべれけ状態のオヤジ4人衆(笑)
果たして、この後、目的の鰻屋に無事、辿り着けることは出来るのか?

そんなこんなで、既に色々と堪能し過ぎちゃったので、この続きは次回更新にて(笑)