穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

歳末、大放出セール?

40代も中盤を過ぎてくると、寄る年波には勝てないことを痛感することこの上ない穴ぼこオヤジ(笑)
例えば、徹夜が出来なくなったのは序の口として、頭の生え際が知らず知らずのうちに薄くなっていたり、健康診断をする毎にA判定の項目が確実に減っていったり、風でフワっとなっている女の子のスカートに動体視力が追いついていかなかったり、とまぁ、上げればキリがないのだけど...
そんな中、最近になって、左腰の鈍痛という新たな仲間が加わることになりました(泣)

2〜3ヶ月ほど前の出来事だったんだけど、就寝中になんか寝苦しさを感じて、ふと目が覚めてみると、なんとなく左腰から脇腹にかけてなんともいえない鈍痛が(汗)
ジョギングなんかをした時に感じる脇腹の痛みに似てなくもないんだけど、便秘気味でお腹が張っているだけのような感じもしたりで、とりあえず、居間のソファーに移動してゴロゴロしてみたものの、なんとも居心地の悪い痛さに我慢が出来なくなり、しまいには寝室で爆睡中の穴ぼこ嫁を起こしてみることに。
で、念のため、救急外来を受け付けている病院を穴ぼこ嫁に調べてもらうと、適当な病院があったので、当直の看護師に電話で直接病状を訴えてみたものの、緊急性は低そうだということで、通常の外来で来てくれとのそっけない返事。
まぁ、確かに耐えられそうな痛みではあったので、仕方なく我慢して朝まで横になっていようかなと思ったら...

「今すぐ救急車を呼ぶ〜!」と、なんだかテンションがマックスに達しているご様子の我が穴ぼこ嫁(笑)
とはいえ、さすがにそこまで大騒ぎする程のことではないので、ひとまず穴ぼこ嫁をなだめていると、なんか次第に痛みが治まってきて、結局、そのまま何事もなく眠りにつけてしまった。

ちなみに、腰の痛みというと「結石」の疑いが真っ先に思い浮かぶのだけど、3大激痛の一つと言われるぐらいの激しい痛みが伴うはずにしては、ちと物足りない感じ(笑)
なんせ、以前に結石を経験した知人の話を聞いたことがあるんだけど、夜通し激痛でのたうち回り、立って歩くこともままならず、泣きながら奥さんに救急車をお願いしたんだとか(汗)
な〜んて話からすると、さすがにそこまでの修羅場を迎えてはいないので、どうやら結石の可能性は低そう?
他に発熱とか下痢とか特徴的な症状があれば、原因を絞り込むことも可能なんだけど、現状はただただ鈍痛がするのみ。
しかも、ほっとくとそのうち痛みがピタッと治まっちゃうんで、なんの不調なのかさっぱり訳がわからない。

で、唯一思い当たる節もなくはないと言えば、実は、今年の初めに受けた健康診断の検尿で、僅かながら潜血の疑いが出ちゃったことがあったんだけど、一応、ネットとかで色々調べてみると、健康体でも僅かな尿潜血が出ることはあるみたいなので、あまり深刻には捉えてなかったんだよね。
更には、その後、何度か血尿が出たりしたこともあったんだけど、これまた疲れが溜まってたりするとたまに起きてたことだし、でもって、すぐに通常運転に戻っちゃうので、慌てて病院にいく程のことでもないのかなぁと、結局、楽観的に考えてみちゃったり。

ちなみに、糖尿病が進行すると腎臓にも重大な障害が起きるケースがあって、メタボおやじ的にはそれを一番恐れていたんだけど、幸か不幸か糖尿病で血尿は起きないらしく一安心(ってそれで安心しちゃうのもどうなんだ?!)。
そんな訳で、原因の見当もつかないので、ひとまず尿検査紙なるものをお取り寄せして、とりあえず自分で経過観察を続ける日々を過ごしておりました。
で、ちょいと前にも、また同じような腰の痛みを感じることがあったんだけど、これまた前回同様にしばらくするとケロッと痛みが治まってしまうので、いかんせん手の打ちようがなかったんだよね(笑)

でもって、そんな腰痛に見舞われ、じきに治まってしまった翌日の朝のこと。
いつもの日常のように、尿意を催したので、家のトイレに入って勢いよく用を足していると...
突如、ピタッ!と、まるでお風呂の栓をするかの如く、オシッコが途中で止まってしまう事態に!?(汗)

エッ?
なんだなんだ?!
突然どした??!!

と、さっぱり訳がわからず、プチパニックに陥る穴ぼこオヤジ?!
で、恐る恐る力んでみると、よく雪国なんかである、凍結防止のために少しだけ栓をゆるめた水道の蛇口のように、ちょろちょろとしか出てこない(汗)

ど、ど、どしよう?
どう考えても穴ぼこオヤジの体に良からぬことが起きているよね?!(汗)
一体、どうすればいい?
このまま病院送り?!
てか、オシッコ出しきってないし、パンツ下げたまんまだし...

と、不安に駆られるも、徐々に落ち着きを取り戻すと、道半ばの尿意には勝てず、ふと力んでしまったその瞬間...

プシャ〜!!

と激痛と同時に消防の放水のように吹き出して、なんとか危機を脱することに成功。

あ〜ヨカッタぁ(汗)
しかし、一体、なんだったんだろう?
さすがに病院に行った方がいいレベルだよね?!
と、安堵と不安が入り混じりながらあれこれ思案していると、ふと、便器の方が気になったので、視線を送ってみると...

ん?!
なんじゃこりゃ!?
よくみると、スイカの種サイズほどの石コロのようなナゾの物体が便器の片隅に転がっている!!(汗)

とりあえず正体を調べるために、恐る恐るトイレットペーパーでつまんで拾ってみると....か、か、硬い?(汗)
と、その瞬間、ここ最近の穴ぼこオヤジに起きていたいくつかの異変がひとつに繋がった!

これ「結石」じゃん!!
そう、穴ぼこオヤジの体から放たれたその物体は、腎臓内で石灰化された、まごうことなき「結石」そのもの。

思い起こせば、今年の初めに受けた健康診断での僅かな尿潜血の疑い。
その後、数回起きた血尿。
そして、起きては治まる脇腹の鈍痛。
今、すべての点と点が一つの線に!!!

って、言うてる場合か!
とっくに病院行っとかなきゃいけなかったってことじゃん。
いやぁ、いかんせん「結石=超激痛」というイメージしかなかったから、この程度の痛みだと結石じゃねぇな、と勝手に自己診断しちゃってたよ(汗)
ん?
ということは、潜血の時期から考えると、少なくとも1年近く前から、既に結石クンは誕生していて、腎臓から尿管をこじ開けながら地上に舞い降りてきたってこと?
もっとも、これよりも大きかったら、鈍痛程度では済まされなかったんだろうけど(爆)

5円玉と記念撮影してみた結石クン

ただ、自然に出てきてくれたのはありがたかったんだけど、さすがに最後の一発におけるダメージは大きかったようで、数日間は、血染めのパンツで過ごす羽目となってしまいました(泣)
とはいえ、その後、幸いにも悪化するには至らず、現在は平常運転に戻っております(笑)

ちなみに、結石の主な原因は、動物性タンパク質の過剰摂取やカルシウム不足なんだそうで、腎臓内で分解できなかった尿中のカルシウムが石灰化して結石になるのだとか。
穴ぼこオヤジからすると、そんなに肉ばっか食べている自覚はないんだけど、まぁ要は、もう少し魚を食えって話なんだろうね。
なんにせよ、大事には至らず、体調が元に戻った状態で年が越せそうなので、ヨカッタ、ヨカッタ(笑)

と安堵の表情を浮かべる穴ぼこオヤジ。
一方、その傍らで一人不安げな表情を受かべている穴ぼこ嫁。

ん、どうした?
もう救急車なんて必要なくなったよ。
それとも、何か別の心配事でもあるの...

って、はは〜ん、なるほどそうか。
そういやぁ、よくよく考えてみりゃ、穴ぼこオヤジとほとんど一緒の食生活だもんなぁ。
なんとなく腰が痛くなった気がするって?
そりゃあ心配だ(笑)