穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

だだズべりその2

今の職場内で、穴ぼこオヤジきっかけでちょっとしたゴルフブームが起きているんだけど、今や言い出しっぺの穴ぼこオヤジそっちのけで、毎週、練習に励む熱の入った連中が表れる始末。
そんな訳で、去年辺りから、ちょいと煽られる感じで、ゴルフ熱が再点火中の穴ぼこオヤジ。
それこそゴルフクラブなんて、いくらでもお金が掛けられてしまう贅沢品なので、あえて封印してきたのに、同僚のクラブ選びの指南役を買って出てしまったがために、焼けぼっくいに火がついてしまった(笑)

それにしても、ゴルフクラブの進化には凄まじいものがあって、かつて難しかったはずの番手のクラブが、驚くほどに優しく打てるように進化していたりと、ゴルフショップで試打をする度に涎が垂れてきちゃって仕方がない。
とは言え、ゴルフクラブは振れても無い袖は振れない訳で、新製品なぞ穴ぼこ生活にとっては高値の花でしかないんだよね。
となると、ここはコストパフォーマンス重視ということで、いわゆる中古クラブを漁ることで、クラブセッティングの見直しを図ってみることに。
例えば、ドライバー(一番飛ぶクラブ)の新製品なんかだと平気で7〜8万円くらいする代物なんだけど、6〜7年前の型落ちであれば、程度にはよるものの1万円前後で手に入れられるので、10年以上クラブを買い替えていない穴ぼこオヤジからすれば、それでも充分な文明開花が訪れちゃうって話。

http://c.pargolf.co.jp/pgo/c/2016/03/PGOG-161785.jpg

ということで、昨年末から、遅ればせながらのヤフオクデビューを果たすと、まずはドライバーの掘り出し物を物色して見事に落札。
最近、安定してきたものの、それまでかなりハードスペックのドライバーを使っていて、さすがに体力的にきつくなっていたので、同じメーカーの2010年モデルのドライバーを見事1万円以下で手に入れることに成功しました。
そんな訳で、お買い得ドライバーをゲットできたことに気を良くして、お次はユーティリティ*1を物色。
実は苦手なフェアウェイウッドの代わりにユーティリティをメインに使っているんだけど、流行り始めの頃に買った昔のモデルなので、それなりに難しさもあったりで、ストレスを感じてはいたんだよね。
で、近年、その需要も相まって一番の進化を遂げているのがユーティリティということもあって、ドライバー以上に時間をかけて試打を重ねるなどして、いくつか候補のユーティリティを絞り込むと、後はヤフオクと睨めっこの日々を過ごすことに。

するとそんなある日、遂に穴ぼこオヤジが探していたスペックのユーティリティが出品されているのを発見!
しかも、締め切り間近にも関わらず競合も無い上に、相場よりもお値頃で落札できそうな感じ。
まさに、これを巡り合わせと言わずして何と言う!
ということで、慌てて入札をすると、その後、競りになることもなく、見事一本釣りにてお宝をゲット!
やったね!!

で、早々に入金を済ませて、後は送られてくるゴルフクラブを待つことに。
いやぁ、実に良い取引が出来て良かった〜。

でもって、数日後、無事にユーティリティクラブが到着。
早速、梱包を解いて中身を確認してみると...

おっ、思ってたより程度も良さそうじゃん!
で、早速手に取って構えてみせる穴ぼこオヤジ。



※撮り忘れにつき参考画像です


う〜ん、なんだか変な感じがするなぁ?
この違和感はなんだろう...?!




って、おい!
これ左打ち用のクラブじゃん!!!(爆)

即ち、普段構えるとこうなるはずが...


※こちらも参考画像


逆になっちゃってる(汗)



で、慌てて、落札した出品のページを改めて見たものの「左利き」の注意書きはどこにも見当たらず。
あ〜騙されたか?!

と思ってよく見たら「左利き用」のカテゴリーで出品されていたのを辛うじて確認。
当然のことながら、商品紹介の画像にも左用のクラブが写っていて、要は穴ぼオヤジがうっかり見落としていたって話にはなるのだけれど...

とはいえ、商品情報に関する文中に「左」の「ひ」の字は一切無く、出品者の作為が感じられないこともなくて、どうにも釈然としない。
まぁ、ホイホイと釣られる方が悪いんだけどさ。
満足な買い物が出来たと思っていただけに、落胆のギャップがキツいっす。
そんな訳で、ネットオークションならではの洗礼を見事に浴びる穴ぼこオヤジなのでした...

ってなことだけで話は終わらなくて、いやいや、この無用の長物となった左用ユーティリティを、はてさてどうしちゃろうもんかいって話(笑)

それこそヤフオクに出品して転売しようものなら、ヤフープレミアムに入会しないといけないし、委託するにも、無駄に手数料が取られてしまうので、ここは初歩的に中古ショップでの買取依頼を試みることに。
で、ちょっと遠い場所ながら国道沿いに中古ショップが点在しているので、早速、クラブを片手に自転車で繰り出す穴ぼこオヤジ。
まずは、全国チェーン店で一番有名な「ゴルフPトナー」に持ち込んでみることに。

そそくさとお店に入ると、査定を依頼して待つこと数分、お店の人が査定額を書いた紙を持って穴ぼこオヤジの元へ現れると、驚愕の買い取り金額を提示してきたのだった!
ちなみに、店員曰く、キャンペーン期間中につき、査定額をアップしてあるのだとか。
はてさて、その金額は...?

ズバリ「1,000円」!

えぇぇっ?
たったの「1,000円」?!
なんかの間違いじゃね??!!

ちょっと待って、ちょっと待って、お兄さん!
左用とはいえ、8,000円で落札したハイスペックのユーティリティがたったの1,000円ですのん???!!!
いやいや、いくらなんでもあり得ないっしょ。
どんだけ客の足元見てるんだ?
穴ぼこオヤジの傷口に塩を山盛りに塗りたくるような査定額に、正直、軽く殺意を覚えたね(笑)

そんな訳で、店員からクラブを奪い返して二度と来ないことを誓いながら店を後にすると、更に足を延ばしたところに、ゴルフガレージという中古ショップがあるので、そちらに望みを託してみることに。
安売り系のショップなので、ちょっと不安だったけど、すると、こちらは「5000円」という査定額を提示。
って、おいおい「ゴルフPトナー」ってどんだけがあこぎな商売してるんだって話だな。
で、もはやこれ以上、苦い思いはご免被りたかったので、すんなりと売り払って、無用のクラブとはサヨナラしました。

ということで、買って売っての差額、締めて3,000円成り。
ネットオークションの勉強代と思って、諦めるしかないですな(苦笑)

とまぁ、そんなこんなで、だだズべりな生活を送っていた、昨年末での顛末なんだけど、その後、気分転換も兼ねて、手持ちのクラブにメンテナンスを施して気を紛らわせてみることに。
ひとつは、苦手クラブのシャフトをカットしてグリップ交換を行い、それともうひとつは、20年以上愛用している、ゴルフの手ほどきをしてくれた亡き祖父の形見でもあるパターがあるんだけど、グリップの劣化が激しかったので、思い切って新しいタイプのグリップに交換。



苦手なフェアウェイウッドと旧モデルのユーティリティのシャフトをカットしてグリップを交換
20数年振りに自分でやってみた割には、上手く出来たかな
専門の工房に出すと数千円取られるのだけど、工具さえあれば誰でも出来るので、自分でやった方が断然お得



そんじょそこらの高級パターなんかよりもよく入る、お祖父ちゃんの形見代わりに穴ぼこオヤジが20年以上使い続けているパター



とはいえ、少なくとも延べ30〜40年くらいは使われているはずなので、さすがにグリップはボロボロ
ということで、古いグリップを外して新しいのに交換



交換には、柔らかくて手にしっくりくる太目で今時のグリップを採用



無事、交換完了。
グリップを変えただけで、見違えるように今風のモデルに見える?(笑)


はてさて、そのメンテナンスの効果はいかに?
でもって、直後にショートコースに行く機会があったので、早速グリーン上で使ってみたところ...


ガ〜ン!!
パターが全然入らなくなってしまった!(泣)


良かれと思ってやったパターのグリップ交換だったのに、今時の柔らかくて太いグリップに変えてみたところ、握った感触は良くなったんだけど、打った時の感触が鈍くなってしまって、芯のある転がりが失われて、安物のパターみたいになっちゃった(汗)
お祖父ちゃんとの想いが詰まった、カップに向かって、ボールがよく転がってくれた魔法のパターだったのに...
お祖父ちゃんごめんなさい!

ちなみに、ユーティリティに話を戻すと、見かねた穴ぼこ嫁の誕生日プレゼント的な援助もあって、ワンランク上のモデルを諦めずに探し続けた結果、気に入ったお買い得のユーティリティを、とある中古ショップのネットで発見!
急いでお店に電話をして取り置きしてもらい、やっとの思いで、納得のユーティリティを手にすることができました。

で、先日、2017年ゴルフシーズン到来に向けて練習場に行く機会があったので、早速、試しに打ってみたところ...

おい、どうした〜!
今使っているユーティリティより難しいぞ〜!(爆)
もう少し楽に打てるようにと思って、苦労を重ねて手に入れたはずなのに、逆に難易度が上がってどうすんねん!!

って、もはや、だだズべりなスコアしか出そうもないね(汗)
そんな穴ぼこオヤジは、明日、今シーズンの初ラウンドにお出掛け予定(笑)
はてさて、どうなることやら...



*1:打ちやすいモデルの登場で近年人気が高まっている、フェアウェイウッドとロングアイアンを融合させ、200ヤード前後で使うクラブ。別名「ハイブリッド」とも呼ばれる