緊急事態ギャンブル宣言
今回の緊急事態宣言は、海外で見られるような都市封鎖、ロックダウンを行うものでは全くありません。そのことは明確に申し上げます。今後も電車やバスなどの公共交通機関は運行されます。道路を封鎖することなど決してありませんし、そうした必要も全くないというのが専門家の皆さんの意見です。海外では、都市封鎖に当たり、多くの人が都市を抜け出し、大混乱と感染の拡大につながったところもあります。
令和2年4月7日 安倍内閣総理大臣記者会見 | 令和2年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ
まるで都市封鎖に効果が無いかのような安倍首相の発言には開いた口が塞がらなかった。
じゃぁ、なんで欧米各国は様々なリスクを承知の上で都市封鎖をしているのかって話だよ。
既にエビデンスも出てきているのに、欧米の感染対策とは真逆の方針を示した、まさにギャンブルとも言える賭けに出るとは恐れ入った。
いくらカジノ法案を強引に進めているからって、国民の生命と財産を賭けに差し出すとは、あまりにも惨い仕打ちだよ。
てか、専門家会議のメンバーでもある西浦教授は欧米並みの強い外出禁止を求めているはずなのに、彼は安倍首相の言う「専門家の皆さん」に含まれていないのか？
一律支給を行わないとする経済対策しかり、今回の緊急事態宣言から透けて見えてくるのは、国は国民生活の制限を強制しない代わりに保障もしないので、皆さん自己責任で国難を乗り切ってくださいという、まさに国家の責任を放棄するかのような、国民の生命と財産を守るつもりはないという空虚な姿勢だ。
安全保障を口実に民主主義を破壊するような独裁的な政治手法でもってこれまで政権運営を行ってきたにも関わらず、まさに安全保障を揺るがす真の国家危機が訪れた途端、鳴りを潜めるかのように、あまりに動きが鈍く中途半端で無責任な態度を示し続けるとはこれいかに？
もはや安倍政権の目的は日本を滅ぼすことなのだろうか。
まぁ、安倍政権がいずれ日本を滅ぼすことは分かっていたつもりではあるけれど、今このタイミングで訪れるようになるとはねぇ。
てか、ふと恐ろしいことが頭を過ぎっちゃったのだけど、なんか「楢山節考」の姥捨山じゃなけいけど、高齢者の人口を減らすために、あえて大流行をもたらそうとする、悪魔の少子高齢化対策なんじゃないかとすら思えてきた。
もはや、こうなると日本を救うのは、同調圧力や不謹慎厨頼みというおぞましいことにもなりかねないね。
強制力が無いとどうにもならない「民度」の低い国から見たらそうだろう。でも日本では強制力が無くとも多くの人が方針に従う。明日以降の東京の様子を見るがよい。今日までの東京とは様変わりするはずだ。
— 竹田恒泰 (@takenoma) 2020年4月7日
「強制力ない」 緊急事態宣言で海外メディア https://t.co/GJ9CbPMKSt
といっている側から、まさに、さっそくロケットスタートを切ってみせる竹田恒泰。
別に欧米の人々が外出禁止令に従っているのは、私権の制限と引き換えに国民への補償が行われるから従っているだけだと思うけどね。
むしろ、権力と権利の意味や関係を知る、民度の高さの表れかと。
方や、国が責任を取らない代わりに、国民が犠牲を払いましょうって、どんだけ民度が低いんだよ！
