未知との遭遇
夕方の電車に乗っていたら、
なにやら、向こうの車両からざわついた雰囲気が、こちらに近づいて来る感じ...
んで、はて?なんだろうと思って、その方向を見てみると、20代くらいの男性らしき姿が穴ぼこの視界に入ってきた。
すると、不敵な笑みを浮かべて、なにやら独り言をつぶやきながら、こちらの方へフラフラと向かってくる。
車内が、なんとも言えない空気に包まれると、やがて反対側のシートにその彼はちょこんと座るのであった。
とまぁ、たまに電車で遭遇する、独自のヴァイブスをお持ちの方なのかな?程度の話かとお思いかもしれませんが、
この彼の場合、もっと強烈にフロアの空気を一変させるオーラを、全身にまとっていたのです。
ということで、まずは足元からご紹介。
じゃん!
おっ、いきなりハイッソクスですか。
まぁ寒いですものね。
いわゆるニーハイってやつですね。
で、その上は?
おや、タータンチェックのスカートを合わせてきましたか。
しかもプリーツのミニ丈ですね。
いやぁ、実にカワイイ〜。
絶対領域から覗く、そのすね毛。
堪らないですねぇ。
って、
あぁ、もう上を見るのが怖くなってきた(汗)
と思ったら、その上着は至って普通のセーター。
あらやだ、なんか残念(笑)
で、お顔を拝見...
あ、やっぱり男ですね。
うん、何度見ても男ですね。
てか、まだブツブツ言ってますね(笑)
ん?
ところで、その頭に付いているモノのは何かな?
耳あて?
あっ!違った
猫耳だった...
って、ごらぁ〜!
いくらなんでも、インパクトありすぎだろが〜!
だいたい、そういう方々は、暖かくなると現れるんじゃね?
あの絶対領域が、頭にこびりついたままなんだけど、どうしてくれんの(笑)