深読みしてみた - 穴ぼこ生活

小田急線に乗っていたら、とある雑誌の吊り広告に目が釘付けになってしまった。
例えば見出しはこんな感じ

さりげなく、でも鮮やかに、人とは違うおしゃれを目指す
この秋、「印象に残る女」になりたい
あなたの印象を後押しする「香水」こそ大人に欠かせない
いきいきと街行く女は「ミニボストン」を持っている！
「ナチュラルカラー」に包まれてアウトドアで過ごす週末

世の女性からしてみれば、ごくありふれた見出しとしか思わないのかもしれないけど、
う〜ん、穴ぼこ視点で読んでみると、なんだかある種の脅迫観念を植えつけられているようで、ちと怖い気がする（汗）
でもって、恐らくは、編集担当者があれやこれやと捻り出したであろう、購読ひいては購買意欲を掻き立てんとする文言の数々が見事に並んでいて、思わずスタンディングオベーションしそうになった（笑）
って、電車には立って乗ってたけど...

そんな訳で、穴ぼこなセンスしか持ち合わせていないオッサンが何をのたまったところで、なんの説得力も無いのは承知の上なんだけど、そもそも、おしゃれってのは、他人と比較するもんじゃないと思うんだけどなぁ。
まして、そうまでして他人の印象に残りたいと思う気持ちもよくわからないし、それこそ、いきいきと街を歩く女の人は、何を持ってもいきいきと歩いてそうな気もするのだけど...（笑）

見出しだけで評するならば、プライドのさりげない見せ方を、紹介している雑誌ってことになるのかな？
更に裏を返せば、比較対象がないと自己が保てないという風にも読み取れてしまう。

などと、たかが雑誌広告の見出しで何をそんなに深読みしとるんじゃいって、話なんだろうけど、性根があまのじゃくなもんで、ついつい気になっちゃって、どうもスミマセン。
まぁでも、少なくとも、この雑誌を必死に読み漁っている女性とは、あまりお近づきにはなりたくないなぁ（笑）
恐らく、向こうもこっちに近づきたいとは思わないだろうけど（爆）

そんな訳で、余計なお節介ながら穴ぼこも見出しを考えてみた（笑）