ダラダラ気になってみた

金曜の深夜という、ダラダラと見るのには丁度良い時間帯に放送されているテレビ東京のドラマ「まほろ駅前番外地」
でもって、作中の「まほろ」という街が、町田をモデルにしていることもあって、なんちゃって地元愛なのか、ついつい見てしまうんだよね。
去年の暮れに撮影が行われていた事は知ってたんだけど、放送を特段楽しみにしていた訳でもなく、とはいえ、ご近所さんがそこかしこに映し出されるとなると、やっぱりなんとなく気になって画面に目が留まってしまう（笑）

まほろ駅前番外地 Blu-ray BOX(5枚組)

ちなみに、原作がちゃんとあって、そっちは既に映画化されているんだけど、ドラマの方はオリジナルのストーリーなんだとか。
でもって、描かれている、ダラダラとしつつ雑多な世界観が、町田ともよくシンクロしていて、それなりに楽しめるドラマになってる。
なんだか、ホントに、そんな便利屋がありそうな気がしてくるから不思議（笑）

ちなみに、実家のあるマンションも、たまに２時間ドラマの撮影なんかで使われてたりすることがあって、そちらでは、しょっちゅう殺人事件が起きてました（笑）

そんな訳で、昨夜も、ついダラダラと見ていたんだけど、そんな中、ゲストで出演していた「黒木華」という女優さんが、なんか気になっちゃった。

失礼ながら、地味なお顔立ちの女優さんなんだけど、主人公役の瑛太と松田龍平を向こうに回して、独特の存在感を放って魅力を振り撒いてた。
穴ぼこ的に、妙に引っ掛かる女優さんというやつです。
でもって、この子は伸びるよ的な、プロデューサー目線でドラマを見ている自分が（笑）
で、気になって調べてみたら、京都の造形大学で演技を学びながら、野田秀喜や蜷川幸夫の舞台なんかでも腕を磨いていたんだとか。
やっぱ、ポテンシャル持ってんだね。
しかも、朝ドラ「純と愛」にもキャスティングされていたなんて...
え！？
あの館ひろしのホテルのフロント係りがそうだったの？
遅ればせながら、役柄と彼女が今頃結びついた（笑）
う〜ん、恐るべしカメレオン女優なのかもしれない。

で、思ったんだけど、
案外、京都ってのがミソのような気がする。
例えば、「くるり」の岸田なんかもそうなんだけど、存在そのものが、本人の言葉以上に語れる何かを持っている感じかな。
なんか、京都って、そういう個性を育みやすい土地柄だと勝手に思ってるんだけど（笑）
要は、伝統の為せる技なのか、独自の文化があって、東京や大阪とは相容れない何かがあるんだよね。
まぁ、ただ単に、京都弁を話す女の子に憧れてるってだけの話もありますが...（笑）

いずれにしろ、ちとウォッチしたいと思わせる女優さんです。
それこそ、いつの日か朝ドラの主役を貼るなんてもこともあるかも。

そんな女優さんが出てるドラマだと判ってたら、町田駅前のロケを覗きがてらエキストラ出演しておけば良かった？（笑）