穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

ショッキング紅白

前日の夜に、何気なく見ていたテレビ番組の寿司特集に、いとも簡単に感化されてしまった穴ぼこ夫婦(笑)
で、その翌日、所用で横浜に行く穴ぼこ嫁のお供をするついでに、二人してお寿司のランチを食べることに。

実は、横浜駅の周辺ってば回転寿司のメッカだったりするんだよね。
でもって、何度か行ったことのあるお店もあるんだけど、今回はせっかくの機会なんで、新規のお店を探してみたところ、2軒ほど気になるお店が。
うち1軒は、穴子の一本握り寿司を全国区にしたことでも有名な美登利寿司*1が運営する回転寿司「廻し寿司 活」。

回し寿司 活 横浜スカイビル店

食べログ 回し寿司 活 横浜スカイビル店

運営元の美登利寿司は、全国区になる前からたまに行っていたお店なんだけど、穴子の一本握りが話題なってからというもの、あっという間に店舗展開を行い、ついに回転寿司にまで進出しちゃってる!?(汗)
以前に、美登利寿司の手掛ける回転寿司ということで、テレビで紹介されているのを見かけて、一度は行っておきたいなぁと思ってたころなので、まさに丁度いい機会。
ただ、横浜の店舗は駅東口のスカイタウンという高層ビルに入っていて、穴ぼこ嫁の所用とは駅の反対方向なんだよね。
横浜駅をご存知の人ならわかると思うけど、横浜駅の東西を往復しようと思ったら、結構な距離を人混み掻きわけて横断しないといけないので何気にハードル高し(笑)
ということで、今回はやむなく断念して、もう1軒の回転寿司の候補が西口出口の近くにあるお店だったので、そちらの方へ行ってみることにしました。
ちなみに店名は後ほど。

で、その横浜駅西口にあるお店の評判をネットで見る限りでは、レーンにお寿司が回ってることはほとんど無いらしく、常に職人さんが新鮮なネタを使って握りたてのお寿司を出してくれるのが高評価とのこと。
ということで、期待を胸にお店の場所を探してみると、まさに西口駅前の一角に、のれんを発見。
さっそくお店に入ってみると、店内は妙に薄暗く、休日の13時過ぎにも関わらず、カウンターにはまばらに座るお客さんの姿がちらほらとあるのみ...
う〜ん、なんか嫌な予感(笑)

で、前評判の通り、レーンにお寿司は一皿も回ってなくて、職人さんが注文を聞いてから握ってはくれるんだけど、薄暗い雰囲気も手伝ってか、新鮮なネタに握りたての寿司といった趣はあまり感じられず。
あと、間の悪いことに、カウンターに座るや否や、ランチサービスとして付いてた味噌汁をうっかりこぼしちゃったところ、女性店員さんが布巾を持って来てくれたんだけど、なんか、あからさまに不機嫌な態度を見せつけられちゃったりして、なんか嫌な感じ(汗)
まぁ、穴ぼこオヤジのしでかした失態なので、ひたすらこうべを垂れて恐縮しまくるしかなかったんだけど、終始、不機嫌な態度を示された挙句、代わりの味噌汁も持ってきてもらえなかった(泣)
なんとなく日本語が片言ぽかったので、恐らくは、これぞ中国式という接客態度なんだろうけど、今思えば、この時に、何を食べても美味しく感じることのない、不感症モードに突入してしまってたような気がする(笑)
で、肝心のお寿司は、それなりにネタも大きくて、決して不味いというほどでは無かったんだけど、常連客と職人の馴れ合いを見せつけられたり、終始、中国式と思しき接客も相まって、穴ぼこ的には、ただただ、テンションが下がっていくしか他なかったね(笑)

そんな訳で、早々に切り上げようと、閉めの一皿を注文することに。
ちなみに、穴ぼこ的には、いつも梅しそ系で閉めることが多いのだけど、メニューにあった「とろろ明太子」ってのがどうにも気になっちゃって、思い切って頼んでみたところ、最後の最後に、美登利寿司のお店を諦めてまで来た甲斐があったと思わせる、衝撃の逸品と出会うことに!(笑)
そんな一皿がこちら↓



おぉ、なんと、目を覆わんばかりの美しさ!!
まるで、絹のような透き通った純白なとろろと、とても地球上に存在しているとは思えないほど鮮やかで真っ赤な明太子によって奏でられる紅白のハーモニーは、まさに至極の一言。
これまで「紅白」という言葉は、年末に催される国民的歌番組のことだと思ってたけど、本当は、この「とろろ明太子」の美しさを表すためにあった言葉だったんだね。

ん?
まさか!もしかして?
そうか!!この美しさを表現するために、あえてお店を薄暗くしていたのか?!(驚)
でもって、レーンにお寿司が回っていないのも、そして愛想のない接客をしていたのも、全ては、このとろろ明太の存在をより際立たせる為に、あえてやっていた演出だったんだね?!
なんてこったぁ!
僕らはとんでもないお店に来てしまったのかもしれない...


って、んな訳あるかぁ!!!
今時、駄菓子でも見かけないぐらいカラフル過ぎるだろ!
明太子じゃなくて、田んぼの稲を食い荒らすことで悪名高いジャンボタニシ外来種)の卵かと思ったよ(笑)

ジャンボタニシの卵*2(閲覧注意)

ちなみに、ジャンボタニシって、その昔、食用で輸入されたものがそのまま放置されて西日本で大繁殖してるんだけど、いっそのこと握り寿司にでもして出しちゃえばいいんじゃね?(笑)
環境活動にもなるし、案外、話題になるかもよ?!

ジャンボタニシを食べてみる

いずれにしても、いくら回転寿司屋とはいえ、こんな着色料まみれの寿司を平然と出せちゃう時点で、このお店のレベルを物語っているようなもんで、ある意味凄いなぁと逆に感心しちゃうよね。
ちなみに店名は「網元」っていうんだけど...どこが網元やねん!
て話なんだけど...

まさか?!
本当にジャンボタニシの新鮮な卵を出してたってことたぁ、さすがにないよね(汗)
そんな訳で、怖いもの見たさというか、ゲテモノ好きな人は、一見の価値はある一皿なので、是非、横浜駅西口に足を運んでみておくんなまし(笑)



*1:梅丘寿司の美登利総本店 http://www.sushinomidori.co.jp/index.html

*2:兵庫県加西市HPより引用