穴ぼこ生活

穴ぼこの空いた数だけ書き記すお気楽ブログ。穴ぼこ人生ここに極まリ!

総理大臣の自爆テロ?

www3.nhk.or.jp


先日、新たな検査基準を発表してたけど、その内容を見て開いた口が塞がらなかった穴ぼこオヤジ。
水際対策が後手に回った挙句、いよいよ市中感染が広がりつつある状況にも関わらず、検査対象者を広げる意思を示そうとはしない安倍政権。
加藤厚労大臣は検査の数的限界(1日3千件強)を言い訳にしていたけど、民間の検査機関も使えば、1日万単位で検査が可能なキャパシティーは既にあるのに、あえて、それを活用しないということは、もはやそうしたくない、なんらかの意図が働いているとしか思えん。

既に流行期に入っている可能性がある今、真っ先にすべきことは、感染の疑いがある患者に対して速やかに検査を実施し、新型コロナウィルスの感染実態を明らかにすることで、有効な対策を講じていく以外に方策はないはずなのだけど。
即ち、2~3次?感染者が既に一定数いると考えた場合、軽~中程度の感染者は、今の検査基準だと検査の対象には該当しないことになり、新型コロナウィルスの感染者の大半と思われる、かような感染者の存在が見過ごされるだけでなく、感染の自覚がないままに社会生活を行う訳で、その先に待ち受けているのは大流行でしかない。

つまり安倍政権は、重症な感染者以外は見切りをつけて、大流行しても構わないという選択をした訳で、まさに桜の名簿と同様、感染の実態の隠蔽を図り、重症者だけを感染者としてカウントすることで矮小化し、日本国内では流行していないというポーズを取ろうとしているようにしか思えて仕方がないんだよね。
とはいえ、いずれ国内外から様々な指摘や批判が巻き起こるのは必至な訳で、それでも適切に対処していると言い続けるつもりなのか?
それとも、国民の多くは感染はしているが、流行はしていないとでも言うのだろうか。

元々、情報公開を真っ向から否定する政権の体質は一貫しているとはいえ、まさに国家の緊急事態においても、相も変わらずそれを貫こうする態度は、もはや絶望的としか言いようがない。
そうまでして、彼らは一体に何を守ろうとしているのだろうか。
少なくとも国民の生命と財産を守るつもりがないことだけは確かな訳で、日本全体が武漢のようになることと引き換えに、安倍政権が何を得ることができるのか、もはや理解不能だ。

いくら感染実態を矮小化したところで、重症者だけカウントされれば、疫学の統計上からすれば感染者を推定することはできてしまうし、それこそ感染者数を矮小化し続ければ、逆に重症化率が実態とかけ離れて上昇していしまい、むしろ日本での感染リスクの危険性を誤って広めることにもなりかねないんだけどね。

そんな訳で、ダイヤモンドプリンセス号の件での告発も相まって、今や中国よりも情報公開が遅れていると言われる始末。
検査対象を広げない限り、悪手を出しまくる無能な政府のお蔭で、あっという間に大流行が起こり、国中がパニック状態に陥る可能性は限りなく高いのだけど、それでも非を認めず、現実を直視しない態度を日本政府は取り続けることは必至だろうね。

もしそんな事態が本当に訪れることにでもなれば、当然、諸外国では日本への渡航禁止や日本人の入国禁止の措置が取られ、日本国内の経済活動も著しく停滞し、なにより医療体制も崩壊し、更には、政権与党がバラまいてきた排外主義ウィルス?が社会不安を増大させるなど、もはや地獄絵図しか思い浮かばん。
そうなれば、オリンピックどころの話じゃなくなるだろうね。
まさに日本崩壊。
というか、政権の自爆テロなんじゃね?
いやマジで最悪のシナリオに備えて、色々準備しておく必要がありそう。
と言っても、穴ぼこ生活で、できることは限られているけど...(汗)

日本の政治史上最も厚顔無恥な政権なだけに、政権の座に居座り続ける絶望的な状況が続きそうな中で、果たして光明を見出すことはできるのだろうか。
唯一希望があるとすれば、日本の梅雨がコロナウィルスをやっつけてくれるぐらいしか思い浮かばん。
いや待てよ、そもそも軽~中度の感染者の検査ができなければ、感染実態が明らかに出来ない訳で、何を以って収束の判断をするのだろう?
いずれにしろ、ここ1~2週間が山場になりそうだね。


=2月21日追記=
言っている側から、さっそく子分による自爆テロ

headlines.yahoo.co.jp
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi

政権に異を唱える者は敵だという、分断化(敵か味方か)の思考に政権与党の政治家が覆われているのがよく分かる。
敵を作りだすことで、自らの正しさを正当化しようとする政治プロセスでもって、政権の座を取り戻し、維持してきてしまったが故に、自分達の失政を認めることができなくなってしまい、いわば「謝ったら負け」の呪縛に囚われしまっているように思える。
おまけに野党もその術中にハマって、敵役を演じることで存在感をアピールしようと躍起になっているようで、もはや本来の機能を失っているのが今の国会かと。

安倍政権が巻き起こしてた政治疑惑やスキャンダルで今や問われているのは、いずれもスキャンダルや疑惑そのもより、整合性が失われようが、矛盾があろうが、論理が破綻しようが、強引にあらゆる物事を正当化しようとする強権的な政治姿勢そのものなんだよね。

少なくとも、未知のウィルスに対して、すべて完璧に対応することなど不可能な訳で、ミスがあったり、判断を誤ることも起こりえて当然だと思うのだけど、かような批判や指摘を受け止めて改善を図ることでむしろ国民の信頼を得ることができるはずなのに、敵味方思考に囚われ、自らの正当化に勤しむ政権与党議員の政治姿勢が続く限り、事態は悪化の一途を辿っていくことになるのだろう。
いやほんと、極めて深刻な状況だよ。